ADC3244EVM の特徴
- 1.8V 単一電源電圧で動作し、電源要件を簡素化
- シリアル LVDS インターフェイスの採用で、デジタル・インターフェイスとレイアウトの要件を簡素化
- SFDR (スプリアス・フリー・ダイナミック・レンジ) を改善するオンチップ・ディザリング機能、1/f ノイズを改善するオンチップ・チョッパ
- 入力クロック・バッファは、1/2/4 分周器を搭載しており、クロック処理の簡素化に貢献
- 12 ビットと 14 ビットの各バージョン間でピン互換性を確保
- 複数チップの同期をサポート
ADC3244EVM に関する概要
ADC3244 評価基板 (EVM) は、低消費電力、デュアルチャネル、14 ビット、125MSPS のA/Dコンバータ (ADC) である ADC3244 の性能を提示します。このボードは ADC3244 デバイスと、必要な電圧を供給する TI の各種電圧レギュレータを搭載しています。
ADC の入力は 1 個のトランス入力に接続されており、50Ω のシングルエンド信号源に接続できます。クロック入力はトランス入力から供給されており、50Ω のシングルエンド・クロック・ソースに接続できます。SYSREF 入力を実装しているので、システム全体の同期が可能です。オンボード USB 接続と GUI を使用して、レジスタにアクセスできます。
包括的な評価システムを実現できるように、TI は TSW100EVM データ・キャプチャ・カードと高速データ変換 Pro ソフトウェア (DATACONVERTERPRO-SW) も提供しています。