DEM-FDA-DGK-EVM の特徴
- 分割電源、または単電源の構成
- オプションの補償コンデンサを使用する方法で、ゲインと帰還回路が構成可能
- シングルエンド入力または差動入力をサポート
- 入出力インピーダンスが 50Ω の標準的なラボ機器に容易に接続できる設計を採用
- 入出力信号と制御信号のすべてが SMA コネクタを経由するので、高速動作に対応
DEM-FDA-DGK-EVM に関する概要
DEM-FDA-DGK-EVM は、DGK (HVSSOP) パッケージに封止した完全差動アンプ (FDA) 向け未実装評価基板 (EVM) です。この評価基板 (EVM) は、高速性能仕様に準拠しており、出力同相電圧 (Vocm) 制御機能とパワー・ダウン (PD) 機能を搭載した TI (テキサス・インスツルメンツ) の FDA (完全差動アンプ) を複数採用しています。この評価基板 (EVM) は、ラボ機器との組み合わせで使用できる 50Ω の SMA コネクタを活用する高速 FDA のラボ・テストを迅速かつ効率的に実施できる設計を採用しています。この回路図は、電源や信号の接続を含め、ラボでの測定を実行するために必要なすべてのコネクタを考慮に入れています。この評価基板 (EVM) は、回路図に基づいて実装する場合、シングルエンド入力、シングルエンド出力を想定した構成を採用しています。適切な構成を実施すると、この EVM は完全差動の動作に対応できます。出力トランスを採用するとシングルエンド出力を実現し、テスト機器とのインターフェイスを容易に実施できます。また、出力同相電圧制御とパワー・ダウン制御に対応した複数の外部 SMA コネクタも実装しています。入力トレース (パターン) 上で、終端抵抗より前段で複数の追加オプションを利用できます。また、トランス・パッドの拡張機能を使用する方法で、オプションの AC 結合を実現することもできます。