EK-TM4C123GXL の特徴
ARM Cortex-M4F ベースのマイコンである TM4C123G 向けの LaunchPad 評価キット (EK-TM4C123GXL) には、以下の特長があります。
- 高性能の TM4C123GH6PM マイコン:
- 80MHz、32 ビットの ARM Cortex-M4-ベースのマイコンを複数採用した CPU
- 256KB のフラッシュ、32KB SRAM、2KB EEPROM
- 2 個の CAN (コントローラ・エリア・ネットワーク) モジュール (複数の CAN トランシーバが必須)
- USB 2.0 ホスト / デバイス / OTG + PHY
- デュアル 12 ビット 2MSPS ADC、モーション・コントロール PWM
- 8 個の UART、6 個の I2C、4 個の SPI
- オンボードのインサーキット・デバッグインターフェイス(ICDI)
- USB Micro-B プラグから USB-A プラグに接続するケーブル
- プリロード済みの RGB クイックスタート・アプリケーション
- ReadMe First quick-start guide (英語)
TivaWare SDK の一部として、多数のサンプル・アプリケーションを公開済み
EK-TM4C123GXL に関する概要
TM4C123G LaunchPad 評価キットは、Arm Cortex-M4F をベースとする各種マイコン向けの低コスト評価プラットフォームです。80MHz の Arm Cortex-M4F CPU、256kB のフラッシュ、32kB の SRAM を搭載した TM4C123GH6PM マイコンは、USB ホスト / デバイス / OTG に対応する USB 2.0 サポートを内蔵しているほか、2 個の 12 ビット ADC モジュールを搭載しています。TM4C123GH6PM はまた、UART、SPI、I2C、CAN のような多数のシリアル通信チャネルも搭載しています。TM4C123G LaunchPad のデザインの特長は、TM4C123GH6PM USB 2.0 デバイス・インターフェイスと、ハイバネーションや PWM モジュールのような追加のデバイス機能を採用していることです。
この EK-TM4C123GXL は、カスタム・アプリケーション向けに複数のプログラマブル・ユーザー・ボタンと 1 個の RGB LED を搭載しています。複数のスタッカブル・ヘッダーは、各種ブースタパック・プラグイン・モジュールに接続するためのインターフェイスを搭載しており、TI (テキサス・インスツルメンツ) のブースタパック・エコシステムを活用して TM4C123G LaunchPad の使いやすさ向上と機能拡張を進めるのに役立ちます。TI が開発した TivaWare SDK は、各種ペリフェラル向けのドライバと、TM4C123G LaunchPad 向けの多数のアプリケーションに対応するサンプル・コードを収録しています。