LAUNCHXL-CC13-90 の特徴
- ワイヤレス・アプリケーション向け Sub-1GHz 無線と RF フロント・エンドを搭載した LaunchPad と統合型 PCB トレース・アンテナと SMA コネクタ
- BoosterPack コネクタによりすべての I/O 信号にアクセス
- ブロードバンド・アンテナにより、1 つのボードで欧州の 868MHz ISM バンドと米国の 915MHz ISM バンドをサポート
- オンボード・エミュレータにより CCS Cloud でのコード開発の迅速な開始が可能
- LaunchPad キットと SmartRF™ Studio アプリケーションの両方と組み合わせて使用可能
- LCD BoosterPack と互換
LAUNCHXL-CC13-90 に関する概要
SimpleLink™ Sub-1 GHz CC1310-1190 ワイヤレス・マイコン (MCU) LaunchPad™ 開発キットは CC1310 Sub-1GHz ワイヤレス・マイコンを CC1190 高性能 RF フロント・エンドと組み合わせて採用しており、出力が最大 +27dBm の長距離、低消費電力コネクティビティを実現します。
CC1310デバイスは、低消費電力で長距離のワイヤレス・アプリケーションを対象としたワイヤレスMCUです。CC1310ワイヤレスMCUには、メイン・プロセッサとして動作する48MHzの32ビットARM Cortex-M3プロセッサと、独自の超低消費電力センサ・コントローラなどの広範なペリフェラル機能が搭載されています。このセンサ・コントローラは外部センサとのインターフェイスや、システムの他の機能がスリープ・モードの際のアナログ・データとデジタル・データの自動収集に最適です。
CC1190 は 850 ～ 950MHz の低消費電力、低電圧ワイヤレス・アプリケーション向けのコスト効率と性能に優れた RF フロント・エンドで、TI の Sub-1GHz 低消費電力 RF トランシーバ、トランスミッタ、ワイヤレス・マイコン・デバイス向けレンジ・エクステンダとして動作します。CC1190 は、高性能ワイヤレス・システム向けのパワー・アンプ (PA)、低ノイズ・アンプ (LNA)、スイッチ、RF マッチング回路を統合しています。出力増幅用パワー・アンプと、レシーバ感度を改善する低ノイズ指数の LNA (低ノイズ・アンプ) を搭載し、リンク・バジェットを強化しています。
アプリケーションの開発レベルを向上：CC1310-1190 LaunchPad は TI の SimpleLink マイコン・プラットフォームであり、有線 / ワイヤレス・アプリケーション開発のためのフレキシブルなハードウェア、ソフトウェア、ツール・オプションを採用した単一の開発環境を提供します。さまざまな評価基板 (EVM) やブースタパック・プラグイン・モジュールへの迅速なインターフェイスを可能にする LaunchPad キットの I/O コネクタを使用してシステムのプロトタイプ製作を迅速化することにより、開発期間の短縮と製造コストの低減が可能になります。SimpleLink CC13x0 ソフトウェア開発キット (SDK) を使用し、CC1310-1190 LaunchPad キットで IoT (モノのインターネット) ソフトウェア・アプリケーションを開発することができます。この SDK には TI 15.4-stack、RF ドライバ、パワー・マネージメント・ドライバ、複数のペリフェラル・ドライバが付属しています。また、迅速な設計開始のためのソフトウェア・サンプルが付属しており、開発をすぐに開始できます。付属しているすべてのソフトウェア・サンプルは CC1310-1190 LaunchPad キットをサポートしており、アプリケーションの容易な作成を可能にします。SimpleLink マイコン・プラットフォームの詳細については www.tij.co.jp/simplelink をご覧ください。
SimpleLink CC1310-1190 LaunchPad キットは Energia エコシステムではサポートされていません。
LaunchPad キット・エコシステムや、サポートされているBoosterPack プラグイン・モジュールの詳細については、TI LaunchPad Web サイト（英語）をご覧ください。