LMX2572EVM の特徴
- 13MHz ～ 6.4GHz の出力周波数
- 6.4GHz の搬送波周波数使用時に、100kHz のオフセットで -106 dBc/Hz の位相ノイズ
- 1 個のダイレクト VCO 出力を採用し、動作電流は 75mA
- 出力電力がプログラム可能な 2 組の差動出力
- シンセサイザ向け包括的な回路を搭載した、性能最適化とテスト済みの評価基板で、USB プログラミング・モジュールが付属
LMX2572EVM に関する概要
この評価基板は、LMX2572 に対応しています。このデバイスは低消費電力、高性能の広帯域シンセサイザであり、内部ダブラ (周波数増倍機能) を使用せずに、13MHz ～ 6.4GHzの範囲で任意の周波数を生成できます。PLLは非常に優れた性能を実現していながら、単一の3.3V電源で消費電流はわずか75mAです。このデバイスは、JESD204B 規格をサポートしており (SYSREF 信号の生成または中継も可能)、高速データ・コンバータへのクロック供給に最適です。開発ユーザーは SYNC 信号を供給する方法で、複数の LMX2572 デバイスの間で出力位相を同期することができます。LMX2572 は周波数ランプを生成することもできます。この評価基板を使用すると、そのデモを実行できます。さらに、LMX2572 はダイレクト・デジタル FSK (周波数シフト・キーイング) 変調をサポートしています。その目的で、シリアル・インターフェイスを SPI または I2S インターフェイスとして構成することもできます。キット形式の Reference Pro モジュールを使用して、クリーンなリファレンス・クロックを供給し、LMX2572 評価基板をプログラム (構成) することもできます。