UCD3138OL64EVM-031 の特徴
- 複数のテスト ポイントを実装し、64 ピン デジタル コントローラである UCD3138 のすべてのピンに容易にアクセス可能
- デバイスの取り外し / 交換を容易に実行できるソケットを実装済み
- GPIO と ADC12 のすべてのピンにアクセス可能 (各ピンにオンボード RC フィルタを搭載)
- 複数のジャンパを使用し、さまざまな評価対象に合わせて評価基板 (EVM) を調整する機能
- ハードウェア端子：PMBus、JTAG、UART、ロジック アナライザ
- 5.0V 外部電源入力と、デバイスにバイアスを供給するオンボード 3.3V LDO (PMBus ポート経由でデバイスにバイアスを供給するオプション)
UCD3138OL64EVM-031 に関する概要
UCD3138 は、絶縁型電源アプリケーション向けに最適化済みのデジタル コントローラです。UCD3138OL64CEVM-031 評価基板 (EVM) は、この製品をスタンドアロンで評価する場合の使いやすいテスト プラットフォームを提供します。1 個の 64 ピン ソケットと一連の包括的なテスト ポイントを実装したこの評価基板 (EVM) を使用すると、ハードウェアとファームウェアのエンジニアは、デバイスのさまざまなピン上の信号を個別に操作し、開ループ動作を検討することができます。また、この評価基板 (EVM) には、シンプルな閉ループ制御構成を実現するフレキシビリティもあります (たとえば、RC 回路を使用して PWM (パルス幅変調) 出力信号をフィルタリングで除去し、閉ループ制御で DC 電圧を安定化するなど)。デバイスとの通信に使用できるハードウェア ポートは、PMBus、UART、JTAG です。この評価基板 (EVM) は最大 5V DC の入力で動作し、オンボードの 3.3V LDO を使用してデバイスにバイアスを供給します。代わりに、ジャンパを使用して、PMBus 通信ピン経由でデバイスにバイアスを供給することもできます。注：ファームウェアをダウンロードし、UCD3138OL64EVM-031 に実装済みの UCD3138 デバイスにプログラムする (書き込む) には、USB-TO-GPIO アダプタという TI の別の評価基板 (EVM) が必須です。USB-TO-GPIO アダプタは、UCD3138OL64EVM-031 評価基板に付属しておらず、別途購入する必要があります。USB-TO-GPIO アダプタは、type-A から mini-B への接続を行う USB ケーブルを使用して、ホスト PC と、UCD3138 の間で、通信インターフェイス アダプタつまりブリッジとして機能します。USB-TO-GPIO アダプタは、以下の「関連製品」セクションに掲載されています。