JAJSNA8B May 2024 – July 2025 INA790A , INA790B
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
INA790x は、接続されている電源電圧 (VS) を超えて高精度の測定を行います。これは、入力 (IN+ および IN-) が VS と独立に -4V ~ +110V の範囲で動作できるためです。たとえば、5V の VS 電源で、同相電圧が 110V までのシャントを測定できます。入力の同相電圧は電源電圧を超えることができますが、INA790x の出力電圧範囲は電源電圧に制限されます。
電源バイパス コンデンサは、電源とグランドのピンにできるだけ近づけて配置します。このバイパス コンデンサの推奨値は 0.1μF です。ノイズが多い、またはインピーダンスが高い電源を補償するため、デカップリング容量を増やすこともできます。INA790x の出力が中間電圧に設定されている場合は、電源のノイズを最小限に抑えるように細心の注意が必要です。