JAJSFN7F November 2011 – September 2026 OPA180 , OPA2180 , OPA4180
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
設計者は、オペアンプが電気的オーバーストレスにどの程度耐えられるのかという質問をすることがよくあります。これらの質問は、主にデバイスの入力に関するものですが、電源電圧ピンや、さらに出力ピンにも関係する場合があります。これらの各ピンの機能には、特定の半導体製造プロセスの電圧ブレークダウン特性と、ピンに接続された特定の回路とで決まる電気的ストレスの制限値があります。また、これらの回路には内部静電気放電 (ESD) 保護機能が組み込まれており、製品の組み立て前と組み立て中の両方で、偶発的な ESD イベントから保護します。
これらの ESD 保護ダイオードは、「絶対最大定格」表に示すように、電流が 10mA に制限されている限り、回路内で入力オーバードライブ保護も行います。駆動入力に直列入力抵抗を追加して入力電流を制限する方法を、図 7-5 に示します。追加された抵抗はアンプの入力で熱ノイズを引き起こすため、ノイズに敏感なアプリケーションでは値を最小限に抑える必要があります。
図 7-5 入力電流保護ESD イベントがあると、短時間の高電圧パルスが発生し、そのパルスが半導体デバイスを通って放電する際に、短時間の大電流パルスに変わります。ESD 保護回路は、オペアンプ コアを迂回する電流経路を提供して、コアが損傷から保護されるように設計されています。保護回路によって吸収されたエネルギーは、熱として放散されます。
オペアンプを回路に接続したとき、ESD 保護部品は非アクティブのままであり、アプリケーション回路の動作に関与しません。印加される電圧が特定のピンの動作電圧範囲を超える状況が発生することがあります。この状況が発生した場合、一部の内部 ESD 保護回路がバイアスされてオンになり、電流が流れるリスクがあります。このような電流の流れは、ESD セルを経由して発生し、吸収デバイスが関係することはほとんどありません。
電源がこの電流を吸収できるか不確実である場合は、外部ツェナー ダイオードを電源ピンに追加できます。ツェナー電圧は、通常動作中にダイオードがオンにならないように選択する必要があります。
ただし、電源ピンが安全な動作電源電圧レベルを超えて上昇し始めた場合にツェナー ダイオードが導通するよう、ツェナー電圧は十分低い値にする必要があります。