JAJSGJ1H November   2002  – November 2018 SN65HVD233 , SN65HVD234 , SN65HVD235

PRODUCTION DATA.  

  1. 特長
  2. アプリケーション
  3. 概要
    1.     Device Images
      1.      ブロック図
  4. 改訂履歴
  5. 概要(続き)
  6. Device Comparison Table
  7. Pin Configuration and Functions
    1.     Pin Functions
  8. Specifications
    1. 8.1  Absolute Maximum Ratings
    2. 8.2  ESD Ratings
    3. 8.3  Recommended Operating Conditions
    4. 8.4  Thermal Information
    5. 8.5  Power Dissipation Ratings
    6. 8.6  Electrical Characteristics: Driver
    7. 8.7  Electrical Characteristics: Receiver
    8. 8.8  Switching Characteristics: Driver
    9. 8.9  Switching Characteristics: Receiver
    10. 8.10 Switching Characteristics: Device
    11. 8.11 Typical Characteristics
  9. Parameter Measurement Information
  10. 10Detailed Description
    1. 10.1 Overview
    2. 10.2 Functional Block Diagrams
    3. 10.3 Feature Description
      1. 10.3.1 Diagnostic Loopback (SN65HVD233)
      2. 10.3.2 Autobaud Loopback (SN65HVD235)
      3. 10.3.3 Slope Control
      4. 10.3.4 Standby
      5. 10.3.5 Thermal Shutdown
    4. 10.4 Device Functional Modes
      1. 10.4.1 Driver and Receiver
  11. 11Application and Implementation
    1. 11.1 Application Information
    2. 11.2 Typical Application
      1. 11.2.1 Design Requirements
        1. 11.2.1.1 Bus Loading, Length and Number of Nodes
        2. 11.2.1.2 CAN Termination
      2. 11.2.2 Detailed Design Procedure
      3. 11.2.3 Application Curve
    3. 11.3 System Example
      1. 11.3.1 ISO 11898 Compliance of SN65HVD23x Family of 3.3-V CAN Transceivers
        1. 11.3.1.1 Introduction
        2. 11.3.1.2 Differential Signal
        3. 11.3.1.3 Common-Mode Signal
        4. 11.3.1.4 Interoperability of 3.3-V CAN in 5-V CAN Systems
  12. 12Power Supply Recommendations
  13. 13Layout
    1. 13.1 Layout Guidelines
    2. 13.2 Layout Example
  14. 14デバイスおよびドキュメントのサポート
    1. 14.1 関連リンク
    2. 14.2 ドキュメントの更新通知を受け取る方法
    3. 14.3 コミュニティ・リソース
    4. 14.4 商標
    5. 14.5 静電気放電に関する注意事項
    6. 14.6 Glossary
  15. 15メカニカル、パッケージ、および注文情報

パッケージ・オプション

デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。

メカニカル・データ(パッケージ|ピン)
  • D|8
サーマルパッド・メカニカル・データ
発注情報

概要(続き)

モード:SN65HVD233、SN65HVD234、SN65HVD235デバイスのRSピン(ピン8)で、高速、勾配制御、低消費電力スタンバイ・モードの3つの動作モードを選択できます。ピン8を直接グランドへ接続すると高速モードの動作が選択され、ドライバ出力トランジスタは立ち上がり/立ち下がり勾配の制限なしに、可能な限り高速にオン/オフのスイッチングを行います。立ち上がり/立ち下がり勾配は、RSピンとグランドとの間に抵抗を接続して調整できます。この勾配は、ピンの出力電流に比例します。抵抗値が10kΩの場合、デバイス・ドライバのスルーレートは約15V/μsで、抵抗の値が100kΩなら、デバイスのスルー・レートは約2.0V/μsです。勾配制御の詳細については、「機能説明」セクションを参照してください。

SN65HVD233、SN65HVD234、SN65HVD235は、RSピンにHIGHロジック・レベルが印加されると、低電流のスタンバイ(リッスンのみ)モードへ移行し、このモードでは、ドライバのスイッチがオフになり、レシーバはアクティブのまま保持されます。ローカル・プロトコル・コントローラがバスにメッセージを送信する必要がある場合、RSピンを使用して、デバイスを高速モードまたは勾配制御モードに戻す必要があります。

ループバック(SN65HVD233):SN65HVD233のループバック(LBK)ピン(ピン5)がロジックHIGHになると、バス出力とバス入力が高インピーダンス状態になります。内部的には、デバイスのDからRへのパスはアクティブに維持され、ドライブからレシーバへのループバックに使用可能で、これによりバスに干渉しない自己診断ノード機能として使用できます。ループバック・モード機能の詳細については、「機能説明」セクションを参照してください。

超低電流スリープ(SN65HVD234):SN65HVD234は、ENピン(ピン5)にロジックLOWレベルが印加されると、超低電流スリープ・モードになり、ドライバとレシーバの両方の回路が非アクティブになります。デバイスは、ピン5にロジックHIGHレベルが印加されて回路が再度アクティブになるまで、このスリープ・モードに維持されます。

オートボー・ループバック(SN65HVD235):SN65HVD235デバイスのABピン(ピン5)にはバス・リッスンのみのループバック機能が実装されており、ローカル・ノード・コントローラのボーレートをCANバスのものと同期できます。オートボー・モードでは、ドライバのバス出力は高インピーダンス状態になり、レシーバのバス入力はアクティブ状態に維持されます。コントローラのボーレート検出やオートボー機能を補助するため、内部的にDピンからRピンへのループバックがあります。オートボー・モードの詳細については、「機能説明」セクションを参照してください。