ホーム インターフェイス 複数の CAN トランシーバ

SN65HVD234

アクティブ

3.3V CAN トランシーバ、スリープ・モード付

製品詳細

Protocols CAN Number of channels 1 Supply voltage (V) 3 to 3.6 Bus fault voltage (V) -36 to 36 Signaling rate (max) (bps) 1000000 Rating Catalog
Protocols CAN Number of channels 1 Supply voltage (V) 3 to 3.6 Bus fault voltage (V) -36 to 36 Signaling rate (max) (bps) 1000000 Rating Catalog
SOIC (D) 8 29.4 mm² 4.9 x 6
  • 3.3V単一電源
  • バス・ピンのフォルト保護:±36V超
  • バス・ピンのESD保護: ±16kV超、HBM
  • ISO 11898-2準拠
  • GIFT/ICT準拠
  • 最高1Mbspのデータ速度
  • 広い同相電圧範囲: -7V~12V
  • 高い入力インピーダンスにより120ノードが可能
  • LVTTL I/Oは5V許容
  • ドライバ遷移時間が可変なため放射特性が向上
  • 電力オフのノードはバスに不干渉
  • 低電流のスタンバイ・モード:200µA(標準値)
  • SN65HVD233:ループバック・モード
  • SN65HVD234:超低電流のスリープ・モード
    • 標準消費電流: 50nA
  • SN65HVD235:オートボーのループバック・モード
  • サーマル・シャットダウン保護機能
  • グリッチ・フリーのバス入力および出力による電源オンおよびオフ
    • 高い入力インピーダンスと低いVCC
    • 電源サイクル中のモノリシック出力
  • 3.3V単一電源
  • バス・ピンのフォルト保護:±36V超
  • バス・ピンのESD保護: ±16kV超、HBM
  • ISO 11898-2準拠
  • GIFT/ICT準拠
  • 最高1Mbspのデータ速度
  • 広い同相電圧範囲: -7V~12V
  • 高い入力インピーダンスにより120ノードが可能
  • LVTTL I/Oは5V許容
  • ドライバ遷移時間が可変なため放射特性が向上
  • 電力オフのノードはバスに不干渉
  • 低電流のスタンバイ・モード:200µA(標準値)
  • SN65HVD233:ループバック・モード
  • SN65HVD234:超低電流のスリープ・モード
    • 標準消費電流: 50nA
  • SN65HVD235:オートボーのループバック・モード
  • サーマル・シャットダウン保護機能
  • グリッチ・フリーのバス入力および出力による電源オンおよびオフ
    • 高い入力インピーダンスと低いVCC
    • 電源サイクル中のモノリシック出力

SN65HVD233、SN65HVD234、SN65HVD235は、ISO 11898標準に準拠したCAN (Controller Area Network)シリアル通信の物理レイヤを採用しているアプリケーションで使用されます。各デバイスはCANトランシーバとして、最高1Mbpsの信号速度で、差動CANバスとCANコントローラとの間の送受信を実行する機能を備えています。

これらのデバイスは、非常に過酷な環境で動作するよう設計されており、クロスワイヤ保護、±36Vまでの過電圧保護、グランド消失保護、過熱保護(サーマル・シャットダウン)、±100Vの同相過渡保護の機能があります。これらのデバイスは、-7V~12Vの広い同相電圧範囲で動作します。これらのトランシーバは、マイクロプロセッサ上のホストCANコントローラと、産業用、ビルディング・オートメーション、輸送機関、車載用のアプリケーションで使用される差動CANバスとの間のインターフェイスです。

モード:SN65HVD233、SN65HVD234、SN65HVD235デバイスのRSピン(ピン8)で、高速、勾配制御、低消費電力スタンバイ・モードの3つの動作モードを選択できます。ピン8を直接グランドへ接続すると高速モードの動作が選択され、ドライバ出力トランジスタは立ち上がり/立ち下がり勾配の制限なしに、可能な限り高速にオン/オフのスイッチングを行います。立ち上がり/立ち下がり勾配は、RSピンとグランドとの間に抵抗を接続して調整できます。この勾配は、ピンの出力電流に比例します。抵抗値が10kΩの場合、デバイス・ドライバのスルーレートは約15V/µsで、抵抗の値が100kΩなら、デバイスのスルー・レートは約2.0V/µsです。勾配制御の詳細については、「機能説明」セクションを参照してください。

SN65HVD233、SN65HVD234、SN65HVD235は、RSピンにHIGHロジック・レベルが印加されると、低電流のスタンバイ(リッスンのみ)モードへ移行し、このモードでは、ドライバのスイッチがオフになり、レシーバはアクティブのまま保持されます。ローカル・プロトコル・コントローラがバスにメッセージを送信する必要がある場合、RSピンを使用して、デバイスを高速モードまたは勾配制御モードに戻す必要があります。

ループバック(SN65HVD233):SN65HVD233のループバック(LBK)ピン(ピン5)がロジックHIGHになると、バス出力とバス入力が高インピーダンス状態になります。内部的には、デバイスのDからRへのパスはアクティブに維持され、ドライブからレシーバへのループバックに使用可能で、これによりバスに干渉しない自己診断ノード機能として使用できます。ループバック・モード機能の詳細については、「機能説明」セクションを参照してください。

超低電流スリープ(SN65HVD234):SN65HVD234は、ENピン(ピン5)にロジックLOWレベルが印加されると、超低電流スリープ・モードになり、ドライバとレシーバの両方の回路が非アクティブになります。デバイスは、ピン5にロジックHIGHレベルが印加されて回路が再度アクティブになるまで、このスリープ・モードに維持されます。

オートボー・ループバック(SN65HVD235):SN65HVD235デバイスのABピン(ピン5)にはバス・リッスンのみのループバック機能が実装されており、ローカル・ノード・コントローラのボーレートをCANバスのものと同期できます。オートボー・モードでは、ドライバのバス出力は高インピーダンス状態になり、レシーバのバス入力はアクティブ状態に維持されます。コントローラのボーレート検出やオートボー機能を補助するため、内部的にDピンからRピンへのループバックがあります。オートボー・モードの詳細については、「機能説明」セクションを参照してください。

SN65HVD233、SN65HVD234、SN65HVD235は、ISO 11898標準に準拠したCAN (Controller Area Network)シリアル通信の物理レイヤを採用しているアプリケーションで使用されます。各デバイスはCANトランシーバとして、最高1Mbpsの信号速度で、差動CANバスとCANコントローラとの間の送受信を実行する機能を備えています。

これらのデバイスは、非常に過酷な環境で動作するよう設計されており、クロスワイヤ保護、±36Vまでの過電圧保護、グランド消失保護、過熱保護(サーマル・シャットダウン)、±100Vの同相過渡保護の機能があります。これらのデバイスは、-7V~12Vの広い同相電圧範囲で動作します。これらのトランシーバは、マイクロプロセッサ上のホストCANコントローラと、産業用、ビルディング・オートメーション、輸送機関、車載用のアプリケーションで使用される差動CANバスとの間のインターフェイスです。

モード:SN65HVD233、SN65HVD234、SN65HVD235デバイスのRSピン(ピン8)で、高速、勾配制御、低消費電力スタンバイ・モードの3つの動作モードを選択できます。ピン8を直接グランドへ接続すると高速モードの動作が選択され、ドライバ出力トランジスタは立ち上がり/立ち下がり勾配の制限なしに、可能な限り高速にオン/オフのスイッチングを行います。立ち上がり/立ち下がり勾配は、RSピンとグランドとの間に抵抗を接続して調整できます。この勾配は、ピンの出力電流に比例します。抵抗値が10kΩの場合、デバイス・ドライバのスルーレートは約15V/µsで、抵抗の値が100kΩなら、デバイスのスルー・レートは約2.0V/µsです。勾配制御の詳細については、「機能説明」セクションを参照してください。

SN65HVD233、SN65HVD234、SN65HVD235は、RSピンにHIGHロジック・レベルが印加されると、低電流のスタンバイ(リッスンのみ)モードへ移行し、このモードでは、ドライバのスイッチがオフになり、レシーバはアクティブのまま保持されます。ローカル・プロトコル・コントローラがバスにメッセージを送信する必要がある場合、RSピンを使用して、デバイスを高速モードまたは勾配制御モードに戻す必要があります。

ループバック(SN65HVD233):SN65HVD233のループバック(LBK)ピン(ピン5)がロジックHIGHになると、バス出力とバス入力が高インピーダンス状態になります。内部的には、デバイスのDからRへのパスはアクティブに維持され、ドライブからレシーバへのループバックに使用可能で、これによりバスに干渉しない自己診断ノード機能として使用できます。ループバック・モード機能の詳細については、「機能説明」セクションを参照してください。

超低電流スリープ(SN65HVD234):SN65HVD234は、ENピン(ピン5)にロジックLOWレベルが印加されると、超低電流スリープ・モードになり、ドライバとレシーバの両方の回路が非アクティブになります。デバイスは、ピン5にロジックHIGHレベルが印加されて回路が再度アクティブになるまで、このスリープ・モードに維持されます。

オートボー・ループバック(SN65HVD235):SN65HVD235デバイスのABピン(ピン5)にはバス・リッスンのみのループバック機能が実装されており、ローカル・ノード・コントローラのボーレートをCANバスのものと同期できます。オートボー・モードでは、ドライバのバス出力は高インピーダンス状態になり、レシーバのバス入力はアクティブ状態に維持されます。コントローラのボーレート検出やオートボー機能を補助するため、内部的にDピンからRピンへのループバックがあります。オートボー・モードの詳細については、「機能説明」セクションを参照してください。

ダウンロード 字幕付きのビデオを表示 ビデオ

お客様が関心を持ちそうな類似品

open-in-new 代替品と比較
比較対象デバイスと同等の機能で、ピン配置が異なる製品
新規 TCAN3413 アクティブ フレキシブル IO とスタンバイ・モード搭載、 3.3V CAN FD トランシーバ 3.3V CAN transceiver with 58-V bus fault protection, +/-30V Common mode range and 1.7-V to 3.6-V IO support
新規 TCAN3414 アクティブ シャットダウン・モードとスタンバイ・モード搭載、 3.3V CAN FD トランシーバ 3.3V CAN transceiver with 58-V bus fault protection, +/-30V Common mode range and Shutdown mode support

技術資料

star =TI が選定したこの製品の主要ドキュメント
結果が見つかりませんでした。検索条件をクリアしてから、再度検索を試してください。
3 をすべて表示
種類 タイトル 最新の英語版をダウンロード 日付
* データシート SN65HVD23x 3.3V CANバス・トランシーバ データシート (Rev. H 翻訳版) PDF | HTML 英語版 (Rev.H) PDF | HTML 2019年 1月 7日
技術記事 Top five reasons to use 3.3V CAN transceivers PDF | HTML 2016年 10月 18日
アプリケーション・ノート Overview of 3.3V CAN (Controller Area Network) Transceivers 2013年 1月 22日

設計および開発

その他のアイテムや必要なリソースを参照するには、以下のタイトルをクリックして詳細ページをご覧ください。

評価ボード

LAUNCHXL-F280049C — F280049C LaunchPad™ development kit C2000™ Piccolo™ MCU

LAUNCHXL-F280049C は、TI (テキサス・インスツルメンツ) の C2000™ リアルタイム・コントローラである F28004x デバイス・ファミリ向けの低コスト開発ボードです。初期の評価とプロトタイプ製作に最適なこのボードは、次期アプリケーションを開発するための標準化済みで使いやすいプラットフォームを実現します。LaunchPad の拡張バージョンであり、開発を目的とした複数の追加ピンを採用し、2 個のブースタパックとの接続のサポートしています。多様な TI のマイコン (MCU) LaunchPad エコシステムの一部であるこのボードには、InstaSPIN-FOC (...)
ユーザー ガイド: PDF | HTML
評価ボード

TCAN-SOIC8-EVM — 8 ピン SOIC または SOT パッケージ封止の CAN トランシーバ向け、ユニバーサル評価基板

TCAN-SOIC8-EVM は、ユーザーが TI の 8 ピン CAN トランシーバ デバイスを評価する手段として開発されました。このボードを採用すると、部品のフットプリントやジャンパのオプションに関してフレキシブルな評価を実行できます。

ユーザー ガイド: PDF | HTML
開発キット

LAUNCHXL-F28379D — F28379D LaunchPad™ development kit for C2000™ Delfino™ MCU

LAUNCHXL-F28379D は、さまざまなプラグイン・ブースタパックと互換性のある TI のマイコン LaunchPad™ 開発キット・エコシステムに属しており、TMS320F2837xDTMS320F2837xSTMS320F2807x の各製品に適した低コストの評価 / 開発ツールです (以下の「特長」セクションに記載する推奨ブースタパック・プラグイン・モジュールと組み合わせて使用することをお勧めします)。LaunchPad 開発キットの拡張バージョンであり、2 個のブースタパックとの接続をサポートしています。LaunchPad (...)

ユーザー ガイド: PDF
シミュレーション・モデル

SN65HVD233 IBIS Model (Rev. A)

SLLC326A.ZIP (71 KB) - IBIS Model
シミュレーション・ツール

PSPICE-FOR-TI — TI Design / シミュレーション・ツール向け PSpice®

PSpice® for TI は、各種アナログ回路の機能評価に役立つ、設計とシミュレーション向けの環境です。設計とシミュレーションに適したこのフル機能スイートは、Cadence® のアナログ分析エンジンを使用しています。PSpice for TI は無償で使用でき、アナログや電源に関する TI の製品ラインアップを対象とする、業界でも有数の大規模なモデル・ライブラリが付属しているほか、選択された一部のアナログ動作モデルも利用できます。

設計とシミュレーション向けの環境である PSpice for TI (...)
シミュレーション・ツール

TINA-TI — SPICE ベースのアナログ・シミュレーション・プログラム

TINA-TI は、DC 解析、過渡解析、周波数ドメイン解析など、SPICE の標準的な機能すべてを搭載しています。TINA には多彩な後処理機能があり、結果を必要なフォーマットにすることができます。仮想計測機能を使用すると、入力波形を選択し、回路ノードの電圧や波形を仮想的に測定することができます。TINA の回路キャプチャ機能は非常に直観的であり、「クイックスタート」を実現できます。

TINA-TI をインストールするには、約 500MB が必要です。インストールは簡単です。必要に応じてアンインストールも可能です。(そのようなことはないと思いますが)

TINA は DesignSoft (...)

ユーザー ガイド: PDF
英語版 (Rev.A): PDF
パッケージ ピン数 CAD シンボル、フットプリント、および 3D モデル
SOIC (D) 8 Ultra Librarian

購入と品質

記載されている情報:
  • RoHS
  • REACH
  • デバイスのマーキング
  • リード端子の仕上げ / ボールの原材料
  • MSL 定格 / ピーク リフロー
  • MTBF/FIT 推定値
  • 使用原材料
  • 認定試験結果
  • 継続的な信頼性モニタ試験結果
記載されている情報:
  • ファブの拠点
  • 組み立てを実施した拠点

推奨製品には、この TI 製品に関連するパラメータ、評価基板、またはリファレンス デザインが存在する可能性があります。

サポートとトレーニング

TI E2E™ フォーラムでは、TI のエンジニアからの技術サポートを提供

コンテンツは、TI 投稿者やコミュニティ投稿者によって「現状のまま」提供されるもので、TI による仕様の追加を意図するものではありません。使用条件をご確認ください。

TI 製品の品質、パッケージ、ご注文に関するお問い合わせは、TI サポートをご覧ください。​​​​​​​​​​​​​​

ビデオ