JAJSQS3A July 2023 – January 2024 SN74AHCT1G08-Q1
PRODUCTION DATA
目的の電源電圧が「推奨動作条件」で規定されている範囲内であることを確認します。「電気的特性」セクションに記載されているように、電源電圧によってデバイスの電気的特性が決まります。
正の電圧電源は、SN74AHCT1G08-Q1 のすべての出力で供給する合計電流に加え、「電気的特性」に示す最大静的供給電流 ICC とスイッチングに必要な過渡電流に相当する電流を供給できる必要があります。ロジック・デバイスは、正の電源から供給される電流のみを供給できます。「絶対最大定格」に記載されている VCC の最大合計電流を超えないようにしてください。
グランドは、SN74AHCT1G08-Q1 のすべての出力でシンクする合計電流に加え、「電気的特性」に示す最大供給電流 ICC とスイッチングに必要な過渡電流に相当する電流をシンクできる必要があります。ロジック・デバイスは、グランド接続にシンクできる電流のみをシンクできます。「絶対最大定格」に記載されている GND の最大合計電流を超えないようにしてください。
SN74AHCT1G08-Q1 は、データシートのすべての仕様を満たしながら、合計容量が 50pF 以下の負荷を駆動できます。より大きな容量性負荷を印加することもできますが、50pF を超える負荷は推奨されません。
SN74AHCT1G08-Q1 は、RL ≥ VO / IO で示される合計抵抗を持つ負荷を駆動できます。出力の電圧と電流は、「電気的特性」の表の VOH と VOL で定義されます。High 状態での出力の場合、この式の出力電圧は測定された出力電圧と VCC ピンの電源電圧との差として定義されます。
総消費電力は、『CMOS の消費電力と Cpd の計算』アプリケーション・ノートに記載されている情報を使用して計算できます。
熱上昇は、『標準リニア / ロジック (SLL) パッケージおよびデバイスの熱特性』アプリケーション・ノートに記載されている情報を使用して計算できます。