JAJSEF3B january 2018 – june 2023 TPS61280D , TPS61280E , TPS61281D
PRODUCTION DATA
TPS6128xD/E デバイスは、ほぼ放電されたバッテリからでも、4A を超えるパルス負荷電流をサポートします。この動作モードで、TPS6128xD/E はバッテリの全容量を使用できます。また、給電先部品の入力電圧が高い場合にバッテリのカットオフ電圧も高くなる状況を回避できます。さらに、新しいバッテリ・ケミストリでも完全に放電できます。システムを強制的にシャットダウンする大電流のパルスはデバイスによりバッファされ、昇圧モードとバイパス・モードとの間でシームレスに遷移します。
これによってバッテリのオン時間が大きく向上し、同等なバッテリを使用して使用時間の延長と、より優れたユーザー環境を実現できます。または、バッテリのコストを削減しながら、同等な使用時間を実現することも可能です。
TPS6128xD/E は外付け部品の数が最小限で、小さなインダクタや入力コンデンサを使用でき、16 ピンのチップ・スケール・パッケージ (CSP) で供給されるため、ソリューションのサイズを小さくできます (20mm2 未満)。
TPS6128xD/E は、同期 2.3MHz 昇圧モードで動作し、負荷電流が小さいときはパワーセーブ・モード動作 (PFM) に移行して、負荷電流の範囲全体にわたって高い効率を維持します。