ホスト (DSP、マイクロコントローラ、FPGA など)
は、I2C ポートを介して LMK3C0105 の設定および監視を行います。ホストは、レジスタ
セットと呼ばれる制御ビットの集合に対して読み取りと書き込みを行います。デバイス ブロックの制御や監視は、レジスタ領域内に配置された特定のビット
グループを介して行うことができます。ホストが存在しないときは、REF_CTRL ピンと OTP_SELx ピンの状態に応じて、LMK3C0105
は、内部 EFUSE に保存された 4 つのオンチップ OTP ページのいずれかから OTP モードで動作するように構成できます。EFUSE
は、テキサス・インスツルメンツによって一度だけプログラムされたもので、書き換えはできません。つまり、起動時に EFUSE
から自動的にロードされるレジスタの値はカスタマイズできないということです。ただし、I2C レジスタ
インターフェイスを介して、レジスタの値はその後変更することはできます。デバイス レジスタ内には、読み取り /
書き込みアクセスが可能な特定のビットが存在します。その他のビットは読み取り専用です (読み取り専用ビットに書き込みを試みても、ビットの状態は変更されません)。特定のデバイス
レジスタとビットは予約済みであり、フィールドはデフォルトのリセット状態から変更できません。