JAJZ037D March 2023 – August 2025 MSPM0L1105 , MSPM0L1106 , MSPM0L1303 , MSPM0L1304 , MSPM0L1305 , MSPM0L1306 , MSPM0L1343 , MSPM0L1344 , MSPM0L1345 , MSPM0L1346
CPU モジュール
機能
プリフェッチャは、SLEEP モードへの遷移時にデータ整合性の問題を引き起こす可能性があります
SLEEP0に移行するとき、プリフェッチャで不正なデータ(すべて0)が誤ってフェッチされることがあります。スリープモードから復帰したときに、プリフェッチャとキャッシュがISRコードによって上書きされない場合、フラッシュからのメインコード実行が破損するおそれがあります。たとえば、ISRがSRAM内にある場合、フラッシュからプリフェッチされた誤ったデータは上書きされません。ISR から復帰する際に、プリフェッチャ内の破損したデータが CPU によってフェッチされ、誤った命令が実行されるおそれがあります。
SLEEPに入る前にプリフェッチャーを無効にします。