ADS5484EVM の特徴
- トランス結合型アナログ入力パス
- CDCE72010 ジッタ・クロック・シンクロナイザおよび
- ジッタ・クリーナのクロック処理回路
- DDR LVDS 出力機能とキャプチャ機能
ADS5484EVM に関する概要
ADS5484EVM は、TI (テキサス・インスツルメンツ) の ADS5484 デバイスを評価するための回路基板です。このデバイスは、DDR LVDS 出力を採用した、16 ビット、170MSPS の ADC です。付属のロジック・アナライザ向けブレイクアウト・ボードを活用すると、Agilent E5405A または Tektronix P6980 向けタッチレス・プローブを使用して、ADC の LVDS 出力を直接キャプチャすることができます。
ADS5484EVM は、高速 LVDS 評価/キャプチャ・システムである TI の TSW1200EVM とも互換性があり、サンプルをキャプチャして PC に渡し、迅速な分析と評価を行うことができます。ADS5484EVM は、10 出力、低ジッタのクロック・シンクロナイザ / ジッタ・クリーナ・デバイスである TI (テキサス・インスツルメンツ) の新しい CDCE72010 をオープン・ソケット形式で搭載しています。このデバイスを使用して、ADS5484 のクロック入力を駆動することができます。外部 VCXO (電圧制御推奨発振器) または水晶振動子バンドパス・フィルタ向けに複数のオープン・ソケットを実装しているので、最終的なシステム・レベルのソリューションと同じ組み合わせで高性能 ADC とクロック回路を使用し、迅速に評価を行うことができます。代わりに、外部クロック・ソースをこの評価基板 (EVM) に供給し、CDCE72010 経由で取り回すか、ADS5484 クロック入力に直接渡すこともできます。