TMDSFSIADAPEVM 高速シリアル・インタフェース(FSI)アダプタ・ボードの評価基板 angled board image

TMDSFSIADAPEVM

Fast Serial Interface (FSI) adapter board evaluation module

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TMDSFSIADAPEVM の特徴

ハードウェアの特長
    • TMDSFSIADAPEVM 高速シリアル・インターフェイス (FSI) アダプタ・ボード評価基板には、各種 controlCARD、LaunchPad、および他の FSI 対応 EVM との互換性があります
    • ISO7763 を使用するデジタル絶縁
    • LVDS と RS485 の各差動ドライバ。これらと組み合わせると、長距離にわたる FSI 通信を実現できます
    • ネットワーク対応ノードと FSI 経由で接続するための RJ45 コネクタ。一般的に
      入手できる CAT5 ケーブルが使用可能

ソフトウェアの特長 (無償ダウンロード)
    • Code Composer Studio – TI のマイコンと組込みプロセッサ向けの統合開発環境 (IDE)。
    • C2000Ware SDK – 低水準のデバイス・ドライバとサンプル

技術サポート
    • リファレンス・デザインまたはソフトウェアに関する疑問や質問をお持ちの場合、TI C2000 e2e forum (英語) に質問を投稿してください

TMDSFSIADAPEVM に関する概要

より高速、より安価、より高い信頼性。絶縁境界をまたいで 200Mbps のスループットを達成する新しいシリアル通信テクノロジー、FSI (Fast Serial Interface、高速シリアル・インターフェイス) のご紹介

FSI は、信号数の少ないシリアル通信ペリフェラルであり、C2000 リアルタイム制御マイコン (MCU) で使用できます。他のシリアル・ペリフェラルに比べて、FSI は低コストかつ高い信頼性の通信をより高いスループットで実現し、200Mbps までの速度に対応します。FSI には、タイムクリティカル (時間が重要な) データを短い待ち時間のうちに複数のデバイス間で受け渡す能力があるので、新しいトポロジーを実現するとともに、単一の制御システム内で処理能力、センシング機能、およびアクチュエータなどの駆動を分散処理する複数の方式を実装できます。絶縁デバイスを使用して正常に機能する設計が可能なので、FSI はシステムのホット・サイド (高電圧側) とコールド・サイド (低電圧側) の間で高速通信を実現できます。

この FSI アダプタ・ボードは、C2000 が実装している FSI 通信ペリフェラルの機能を理解するのに役立つ評価基板です。この評価基板を使用すると、分散型、およびポイント・ツー・ポイントのリアルタイム制御システムに適したペリフェラルを評価できます。このような使用事例に該当するのは、産業用ドライブ、サーボ (FSI 経由多軸サーボのリファレンス・デザインを参照)、センシング・ネットワーク、ソーラー・システム、産業用電源です。

この FSI アダプタ・ボードは、各種パワー・エレクトロニクスに共通するオンボード・リファレンス・ソリューションを搭載しています。これらに該当するのは、絶縁型電源バイアス、デジタル絶縁、差動ライン・ドライバとレシーバ (高速 LVDS と中速 RS485) です。これらの各種機能を 1 枚のアダプタ・ボードに搭載しているので、1 枚のオンボード上、または複数のボード相互間にまたがるシステムで、FSI シリアル・ポートを使用した実験を容易に実施できます。FSI ペリフェラルを搭載した C2000™ 製品ファミリについては、C2000 Real-Time Control Peripheral Reference Guide (英語) をご覧ください。

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