PUREPATH-WL-CFG
PurePath™ ワイヤレス構成
PUREPATH-WL-CFG
概要
CC85XXデバイスはTIから未プログラムの状態で出荷されるため、お客様のアプリケーションで動作させるにはファームウェアでプログラムする必要があります。ネットワークやアプリケーションの役割(オーディオの送受信など)、オーディオのストリーミング方法、アプリケーション回路設計などのパラメータに応じて、異なるファームウェアが必要です。
PurePath Wireless Configurator (PPWC) は、CC85XXデバイスで使用されるグラフィカルなPCツールであり、サードパーティ製の追加ツールは必要ありません。PPWCはあらかじめコンパイルされたイメージファイルで動作します。ユーザーからの入力に基づき、PPWCはこれらのデータにパッチを適用し、ダウンロード可能なファームウェア イメージを生成します。次いで、設計者は、CC Debuggerツール(CC85XXDKに付属)を使用し、PPWCから直接CC85XXデバイスをプログラムしたり、そのデバイスをIntel HEXファイル(量産プログラミング用)に出力したりできます。
ファームウェア1.0.3以降のファームウェアバージョンは、ファームウェア バージョン1.0.2以前とは互換性がありません。ファームウェア1.0.3では、RFパケットの整合性チェックが改善され、PurePathワイヤレス プラットフォームの堅牢性が大幅に向上しました。詳細については、PurePath Wireless Configuratorの変更履歴を参照してください。古いファームウェアへのアクセスについては、TIサポートにお問い合わせください。
PurePath Wireless Configuratorのデバイスオプション:
ネットワークとアプリケーションの役割
動作(自律またはホスト制御)
オーディオ インターフェイス:
- 外部オーディオ デバイス(TLV320AIC3101オーディオ コーデックなど)
- 外部オーディオ インターフェイス クロックとデータ フォーマット
オーディオ ストリーミング:
- ローカル オーディオ インターフェイス(外部オーディオ デバイスに接続)のチャネルと、PurePathワイヤレス ネットワーク上で転送されるオーディオ ストリーム間のマッピング
- 個々のオーディオ ストリームのオーディオ ス トリーミング フォーマット
- サンプル レートとオーディオのレイテンシ
オーディオ デバイスのカスタマイズ:
- 選択した外部オーディオ デバイスに対してI2Cで構成されている場合:レジスタ設定のカスタム構成
ボリューム コントロール:
- ボリューム コントロール情報のルーティング
- ボリューム コントロール ボタン
- 最小ボリュームと最大ボリューム
デバイス識別:
- メーカーおよび製品識別
無線:
- ネットワーク ステータスLED(点滅パターン)
- メーカーおよび製品IDのフィルタリングを含むネットワーク ペアリング オプション(ボタンまたは固定)
パワー マネージメント:
- 電源切り替えボタン
- タイムアウト定数
IOマッピング:
- IO機能(ネットワーク ペアリング ボタンなど)のIOピン(GIO3など)へのマッピング