GUI の上端にある [System Settings] ボタンをクリックすると、図 7-3 に示す [System Settings] パネルが表示されます。
[System Settings] パネルでは、画像の方法、LED、光の反転を制御できます。
- 画像の方向 - 投影される画像の方向によっては、画像を短軸または長軸で反転する必要があります。[East/West Flip] 設定を使用すると、画像が長軸で反転します。[North/South Flip] 設定を使用すると、画像が短軸で反転します。この設定は、パターンの LUT 更新が DLPC900 に送信される前に設定する必要があります。また、パターン・シーケンスは停止状態の必要があります。
- LED 制御 - LED 制御により、ユーザーは LED の状態を手動で制御するか、内蔵の DLPC900 シーケンサで制御できます。
DLPA200 のフォルト - ユーザーは DLPA200 のステータスを読み取ることができます。このステータスは、サーマル・フォルト、電圧フォルト、電流フォルトのいずれかのチェックボックスとして表示されます。
注: 手動制御で LED がディセーブルされているなら、自動制御 (内部 DLPC900 シーケンサ) に切り替える前に LED をイネーブルする必要があります。
LED 電流は、LED の輝度を制御します。LED の周波数と電流を操作するときは、0~255 (ステップごとに 0.39%) の LED 電流の値をデューティ・サイクルと考えるのが最善です。この場合、255 は約 100% (99.61%) になります。ソフトウェアは内部で、設定された周波数とデューティ・サイクルに応じて PWM 値を計算します。[Invert PWM] を設定すると、PWM 信号の極性が変化し、LED 電流の変化は、LED に逆の影響を及ぼします。 注: DLP LightCrafter シングル DLPC900 EVM には、LED や光学エンジンは付属していません。
- パターン表示反転データ - この設定により、DMD に送るデータを反転できます。この設定は、パターン LUT の更新が DLPC900 に送信される前に設定する必要があります。また、パターン・シーケンスは停止状態の必要があります。この設定はビデオ・モードには適用できません。
- DMD パーク - この設定を使用すると、DMD のパーキングとアンパークを行えます。デバッグの目的以外で、独立のパーク / アンパーク・コマンドの使用は推奨されなくなりました。[Display Mode] が保存済みパターン・モード、ビデオ・パターン・モード、パターン・オン・ザ・フライ・モードのいずれかに設定されているなら、このコマンドを実行する前にパターン・シーケンスを停止する必要があります。