JAJSWL2 May 2025 ADS117L14 , ADS117L18
PRODUCTION DATA
同期制御モードは、STARTピ ンの立ち上がりエッジで ADC チャネルを同期します。START が high か low かにかかわらず変換が続行されます。START ピンに、単一の同期パルス入力または連続クロック入力を印加します。
図 7-26に示すように、同期は最初の START 立ち上がりエッジで行われます。START の次の立ち上がりエッジまでの時間が変換期間の n 倍で、±1 / fCLK のウィンドウ内の場合、ADC は再同期されません (n = 1、2、3 など)。このとき最同期が行われないのは、ADC の変換期間が START 信号の周期と同期しているためです。同様に、START 信号期間が 、±1 fCLK サイクル以内の変換期間の n 倍でない場合、ADC チャネルは再同期されます。START 信号の時間に制限はありません。
図 7-26は、START 入力の周期が変換周期の 1 倍または倍数に等しくない場合の ADC の再同期を示しています。デジタル フィルタの処理時間の結果として、同期を引き起こした開始信号とその結果として得られる FSYNC 出力信号との間に時間差が生じます。時間差はフィルタの OSR 値によって異なります。