JAJSRV6 October   2025 AMC0306M05

PRODMIX  

  1.   1
  2. 特長
  3. アプリケーション
  4. 説明
  5. デバイス比較表
  6. ピン構成および機能
  7. 仕様
    1. 6.1  絶対最大定格
    2. 6.2  ESD 定格
    3. 6.3  推奨動作条件 -
    4. 6.4  熱に関する情報 (D パッケージ)
    5. 6.5  熱に関する情報 (DWV パッケージ)
    6. 6.6  電力定格
    7. 6.7  絶縁仕様 (基本絶縁)
    8. 6.8  絶縁仕様 (強化絶縁)
    9. 6.9  安全関連認証 (基本絶縁)
    10. 6.10 安全関連認証 (強化絶縁)
    11. 6.11 安全限界値 (D パッケージ)
    12. 6.12 安全限界値 (DWV パッケージ)
    13. 6.13 電気的特性
    14. 6.14 スイッチング特性
    15. 6.15 タイミング図
    16. 6.16 絶縁特性曲線
    17. 6.17 代表的特性
  8. 詳細説明
    1. 7.1 概要
    2. 7.2 機能ブロック図
    3. 7.3 機能説明
      1. 7.3.1 アナログ入力
      2. 7.3.2 変調器
      3. 7.3.3 絶縁チャネルの信号伝送
      4. 7.3.4 デジタル出力
        1. 7.3.4.1 フルスケール入力の場合の出力動作
        2. 7.3.4.2 ハイサイド電源が消失した場合の出力動作
    4. 7.4 デバイスの機能モード
  9. アプリケーションと実装
    1. 8.1 アプリケーション情報
    2. 8.2 代表的なアプリケーション
      1. 8.2.1 設計要件
      2. 8.2.2 詳細な設計手順
        1. 8.2.2.1 入力フィルタの設計
        2. 8.2.2.2 ビットストリーム フィルタリング
      3. 8.2.3 アプリケーション曲線
    3. 8.3 設計のベスト プラクティス
    4. 8.4 電源に関する推奨事項
    5. 8.5 レイアウト
      1. 8.5.1 レイアウトのガイドライン
      2. 8.5.2 レイアウト例
  10. デバイスおよびドキュメントのサポート
    1. 9.1 ドキュメントのサポート
      1. 9.1.1 関連資料
    2. 9.2 ドキュメントの更新通知を受け取る方法
    3. 9.3 サポート・リソース
    4. 9.4 商標
    5. 9.5 静電気放電に関する注意事項
    6. 9.6 用語集
  11. 10改訂履歴
  12. 11メカニカル、パッケージ、および注文情報

パッケージ・オプション

デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。

メカニカル・データ(パッケージ|ピン)
  • DWV|8
サーマルパッド・メカニカル・データ
発注情報

変調器

図 7-2 は、AMC0x06M05 に実装されている 2 次スイッチト コンデンサ、フィードフォワード ΔΣ 変調器の概念を解説します。1 ビットのデジタル/アナログ コンバータ (DAC) の出力 V5 が、入力電圧 VIN = (VINP – VINN) から減算されます。この減算により、最初の積分器段の入力にアナログ電圧 V1 が供給されます。最初の積分器の出力は、2 番目の積分器段の入力に供給されます。2 番目の積分の結果は、出力電圧 V3 で、VIN および V2 出力と加算されます。VIN は入力信号、V2 は最初の積分器です。その結果生成される電圧 V4 の値に応じて、コンパレータの出力が変化します。この場合、1 ビット DAC は、次のクロック パルスで、関連するアナログ出力電圧 V5 を変更することで応答します。そのため、積分器は逆方向へ進行し、積分器の出力値は強制的に入力の平均値をトラッキングします。

AMC0206M05 AMC0306M05 2 次変調器のブロック図図 7-2 2 次変調器のブロック図

オフセットおよびオフセットのドリフトを低減するため、積分器はチョッピング周波数を fCLKIN / 1620 MHz の変調器クロックのチョッピング周波数によって生成される 1.25 MHz のスプリアスを、図 7-3に示します。

AMC0206M05 AMC0306M05 量子化ノイズ成形
sinc3 フィルタ、OSR = 1、fCLKIN = 20MHz、fIN = 1kHz
図 7-3 量子化ノイズ成形