JAJSXD1 October 2025 BQ25692-Q1
ADVANCE INFORMATION
このデバイスでは、I2C 互換のインターフェイスを使用して柔軟な充電パラメータのプログラミングと、デバイスのステータスの瞬時の報告を行えます。I2C は、双方向 2 線式のシリアル インターフェイスです。必要なのは、シリアル データ ライン (SDA) と シリアル クロック ライン (SCL) の 2 本のオープンドレイン バス ラインのみです。データ転送を実行する際は、デバイスをコントローラまたはターゲットとして扱います。コントローラは、バス上でデータ転送を開始し、その転送を許可するクロック信号を生成するデバイスです。その際、アドレス指定されたデバイスはすべてターゲットとみなされます。
このデバイスは、アドレス 0x6B のターゲット デバイスとして動作し、マイコンやデジタル信号プロセッサなどのコントローラ デバイスから、レジスタ マップ で定義されたレジスタを介して制御入力を受け取ります。マップで定義されたレジスタの外側で読み出されたレジスタは、0xFF を返します。I2C インターフェイスは、標準モード (最大 100kbit/s)、高速モード (最大 400kbit/s)、および高速モード プラス (最大 1 Mbit/s) のいずれにも対応しています。バスが空いていると、両方のラインが HIGH になります。SDA ピンと SCL ピンはオープン ドレインであり、電流ソースまたはプルアップ抵抗経由で正の電源電圧に接続する必要があります。
システム注記:16 ビットのレジスタはすべてリトル エンディアンと定義され、最上位バイトは上位アドレスに割り当てられます。16 ビット レジスタの書き込みは連続して実行する必要があり、TI は マルチ書き込みおよびマルチ読み取りで説明されているマルチライト方式でのプログラミングを推奨しています。