JAJSWR0 June   2025 INA2227

PRODUCTION DATA  

  1.   1
  2. 特長
  3. アプリケーション
  4. 説明
  5. ピン構成および機能
  6. 仕様
    1. 5.1 絶対最大定格
    2. 5.2 ESD 定格
    3. 5.3 推奨動作条件
    4. 5.4 熱に関する情報
    5. 5.5 電気的特性
    6. 5.6 タイミング要件 (I2C)
    7. 5.7 タイミング図
    8. 5.8 代表的特性
  7. 詳細説明
    1. 6.1 概要
    2. 6.2 機能ブロック図
    3. 6.3 機能説明
      1. 6.3.1 内蔵アナログ/デジタル コンバータ (ADC)
      2. 6.3.2 内部測定および計算エンジン
      3. 6.3.3 小さいバイアス電流
      4. 6.3.4 低電圧電源と広い同相電圧範囲
      5. 6.3.5 ALERT ピン
    4. 6.4 デバイスの機能モード
      1. 6.4.1 連続動作とトリガ動作の比較
      2. 6.4.2 デバイス低消費電力モード
      3. 6.4.3 パワーオン リセット
      4. 6.4.4 平均化と変換の時間についての検討事項
    5. 6.5 プログラミング
      1. 6.5.1 I2C シリアル インターフェイス
      2. 6.5.2 I2C シリアル インターフェイスを使用した書き込みと読み取り
      3. 6.5.3 高速 I2C モード
      4. 6.5.4 ゼネラル コール リセット
      5. 6.5.5 SMBus のアラート応答
  8. レジスタ マップ
    1. 7.1 デバイスのレジスタ
  9. アプリケーションと実装
    1. 8.1 アプリケーション情報
      1. 8.1.1 デバイスの測定範囲と分解能
      2. 8.1.2 電流と電力の計算
      3. 8.1.3 ADC の出力データ レートとノイズ特性
      4. 8.1.4 フィルタリングと入力についての考慮事項
      5. 8.1.5 eFuse 電流および電力の監視
    2. 8.2 代表的なアプリケーション
      1. 8.2.1 設計要件
      2. 8.2.2 詳細な設計手順
        1. 8.2.2.1 シャント抵抗の選択
        2. 8.2.2.2 デバイスの構成
        3. 8.2.2.3 Shunt Calibration レジスタのプログラム
        4. 8.2.2.4 目標のフォルト スレッショルドの設定
        5. 8.2.2.5 戻り値の計算
      3. 8.2.3 アプリケーション曲線
    3. 8.3 電源に関する推奨事項
    4. 8.4 レイアウト
      1. 8.4.1 レイアウトのガイドライン
      2. 8.4.2 レイアウト例
  10. デバイスおよびドキュメントのサポート
    1. 9.1 デバイス サポート
      1. 9.1.1 開発サポート
    2. 9.2 ドキュメントのサポート
      1. 9.2.1 関連資料
    3. 9.3 ドキュメントの更新通知を受け取る方法
    4. 9.4 サポート・リソース
    5. 9.5 商標
    6. 9.6 静電気放電に関する注意事項
    7. 9.7 用語集
  11. 10改訂履歴
  12. 11メカニカル、パッケージ、および注文情報

デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。

メカニカル・データ(パッケージ|ピン)
  • YBJ|16
サーマルパッド・メカニカル・データ

連続動作とトリガ動作の比較

INA2227 には、連続モードとトリガ モードの 2 つの動作モードがあり、これらの変換後に ADC がどのように動作するかを決定します。INA2227 が通常動作モードのとき (つまり、CONFIG1 レジスタの MODE ビットが「111」に設定されているとき)、デバイスは各チャネルのシャント電圧とバス電圧の読み取り値を連続的に変換します。

トリガ モードでは、トリガ変換モードのいずれかを セクション 7.1.1 に書き込むと (すなわち、CONFIG1 レジスタの MODE ビットが 001、010、011 のいずれかに設定されている)、選択されたパラメータのシングル ショット変換がトリガされます。この動作により、単一の測定セットが生成されます。次のシングル ショット変換をトリガするには、モードを変更しない場合でも、Configuration レジスタに再度書き込みが必要です。

INA2227 はいつでも読み出し可能で、最後に行われた変換のデータは有効なまま保持されますが、シングル ショットまたはトリガ変換の調整を行うため、変換準備完了フラグ (FLAG レジスタの CVRF ビット) が用意されています。CVRF ビットは、すべての変換、平均化、および乗算演算が 1 ラウンドロビン サイクル完了した後に設定されます。

CVRF ビットは、次の条件でクリアされます。

  1. CONFIG1 レジスタへの書き込み (MODE ビットをパワーダウン モードに構成するものを除く)
  2. FLAG レジスタを読み取り。