JAJSX59 August 2025 OPA4H838-SEP
PRODUCTION DATA
オペアンプは、EMI の影響を受けやすい性質があります。伝導 EMI がオペアンプに入ると、EMI が存在している間、アンプ出力で観測される DC オフセットが公称値からずれてしまうことがあります。この変動は、内部の半導体接合部に関連する信号整流作用によるものです。すべてのオペアンプ ピン機能は EMI の影響を受ける可能性がありますが、入力ピンは最も影響を受けやすくなりがちです。OPA4H838-SEP オペアンプ ファミリは、EMI に対するアンプの応答を低減する内部入力ローパス フィルタを内蔵しています。同相モードと差動モードの両方のフィルタリングが、入力フィルタによって提供されます。このフィルタは、カットオフ周波数が約 20MHz (–3dB)、ロールオフが 20dB/dec に設計されています。