JAJSRP9C September   2024  – June 2025 TPS6286A06 , TPS6286A08 , TPS6286A10 , TPS6286B08 , TPS6286B10

PRODUCTION DATA  

  1.   1
  2. 特長
  3. アプリケーション
  4. 概要
  5. デバイスのオプション
  6. ピン構成および機能
  7. 仕様
    1. 6.1 絶対最大定格
    2. 6.2 ESD 定格
    3. 6.3 推奨動作条件
    4. 6.4 熱に関する情報
    5. 6.5 電気的特性
    6. 6.6 I2C インターフェイス タイミングの要件
    7. 6.7 代表的特性
  8. 詳細説明
    1. 7.1 概要
    2. 7.2 機能ブロック図
    3. 7.3 機能説明
      1. 7.3.1 パワーセーブ モード (PFM)
      2. 7.3.2 強制 PWM モード
      3. 7.3.3 低ドロップアウト動作 (100% デューティ サイクル)
      4. 7.3.4 ソフト スタート
      5. 7.3.5 スイッチ電流制限と HICCUP 短絡保護回路
      6. 7.3.6 低電圧誤動作防止
      7. 7.3.7 熱警告およびシャットダウン
    4. 7.4 デバイスの機能モード
      1. 7.4.1 イネーブル / ディセーブル (EN)
      2. 7.4.2 出力放電
      3. 7.4.3 パワー グッド (PG)
      4. 7.4.4 電圧設定とモード選択 (VSET/MODE)、TPS6286Axx デバイス
      5. 7.4.5 TPS6286Bxx デバイスのスタートアップ時の出力電圧
    5. 7.5 プログラミング
      1. 7.5.1 シリアル インターフェイスの説明
      2. 7.5.2 Standard-Mode、Fast-Mode、Fast-Mode Plus のプロトコル
      3. 7.5.3 HS モードのプロトコル
      4. 7.5.4 I2C 更新シーケンス
      5. 7.5.5 I2C レジスタ リセット
  9. レジスタ マップ
    1. 8.1 ターゲット アドレス バイト
    2. 8.2 レジスタ アドレス バイト
    3. 8.3 VOUT レジスタ
    4. 8.4 CONTROL レジスタ
    5. 8.5 STATUS レジスタ
  10. アプリケーションと実装
    1. 9.1 アプリケーション情報
    2. 9.2 代表的なアプリケーション
      1. 9.2.1 設計要件
      2. 9.2.2 詳細な設計手順
        1. 9.2.2.1 WEBENCH® ツールによるカスタム設計
        2. 9.2.2.2 出力電圧の設定
        3. 9.2.2.3 出力フィルタの設計
        4. 9.2.2.4 インダクタの選択
        5. 9.2.2.5 コンデンサの選択
      3. 9.2.3 アプリケーション曲線
    3. 9.3 電源に関する推奨事項
    4. 9.4 レイアウト
      1. 9.4.1 レイアウトのガイドライン
      2. 9.4.2 レイアウト例
        1. 9.4.2.1 熱に関する注意事項
  11. 10デバイスおよびドキュメントのサポート
    1. 10.1 デバイス サポート
      1. 10.1.1 サード・パーティ製品に関する免責事項
      2. 10.1.2 開発サポート
        1. 10.1.2.1 WEBENCH® ツールによるカスタム設計
    2. 10.2 ドキュメントのサポート
      1. 10.2.1 関連資料
    3. 10.3 ドキュメントの更新通知を受け取る方法
    4. 10.4 サポート・リソース
    5. 10.5 商標
    6. 10.6 静電気放電に関する注意事項
    7. 10.7 用語集
  12. 11改訂履歴
  13. 12メカニカル、パッケージ、および注文情報

パッケージ・オプション

メカニカル・データ(パッケージ|ピン)
サーマルパッド・メカニカル・データ
発注情報

強制 PWM モード

デバイスに電源が投入されて VOUT が上昇した後は、VSET/MODE ピンはデジタル入力として機能します。VSET/MODE ピンが High レベルのとき、デバイスは強制 PWM (FPWM) モードに移行し、負荷範囲の全体にわたって一定のスイッチング周波数で動作します。負荷が非常に軽い場合でも同様です。これにより、出力電圧リップルが低減し、ノイズの影響を受けやすいアプリケーションではスイッチング周波数のフィルタリングが簡単になりますが、軽負荷時に効率が低下します。

TPS6286Bxx デバイスは、CONTROL レジスタのイネーブル FPWM モード ビットをセットすることで FPWM モードで動作します。