JADA139 April   2026 TAA5212 , TAA5412-Q1 , TAC5111 , TAC5111-Q1 , TAC5112 , TAC5112-Q1 , TAC5211 , TAC5212 , TAC5311-Q1 , TAC5312-Q1 , TAC5412-Q1 , TAD5112 , TAD5112-Q1 , TAD5212 , TAD5212-Q1

 

  1.   1
  2.   概要
  3.   商標
  4. 1概要
  5. 2詳細説明
    1. 2.1 同相モード許容モード
    2. 2.2 同相信号除去
    3. 2.3 CM_TOL モードにわたるデバイス性能
  6. 3まとめ
  7. 4参考資料

同相モード許容モード

TAC5x1x/TAC5x1x-Q1 ファミリのデバイスは、入力 ADC 向けに 3 つの同相動作モードをサポートしています。このモードは、ADC_CHx_CFG0 レジスタ内の ADC_CHx_CM_TOL フィールド(x はチャネル番号)を設定することで選択されます(IN1P/IN1M の場合は B0_P0_R80[3:2]、IN2P/IN2M の場合は B0_P0_R85[3:2])。これらのレジスタフィールドについては 表 2-1で説明します。

表 2-1 ADC 同相モード許容範囲のレジスタ設定
レジスタフィールドの位置 (Book_Page_Register[MSB:LSB]) レジスタ フィールド名 レジスタフィールドの説明
B0_P0_R80[3:2] ADC_CH1_CM_TOL[1:0] ADC チャネル 1 入力同相モード許容範囲(アナログ入力に適用可能)。
0d = AC 結合入力(同相変動許容範囲あり):差動構成で 100mVpp をサポート
1d = AC 結合 / DC 結合入力(同相変動許容範囲あり):差動構成で 1Vpp をサポート
2d = AC 結合 / DC 結合入力(同相変動許容範囲あり):レールツーレール(電源〜グランド)をサポート(高 CMRR 許容モード)
3d =予約済み
B0_P0_R85[3:2] ADC_CH2_CM_TOL[1:0] ADC チャネル 2 入力同相モード許容範囲(アナログ入力に適用可能)。
0d = AC 結合入力(同相変動許容範囲あり):差動構成で 100mVpp をサポート
1d = AC 結合 / DC 結合入力(同相変動許容範囲あり):差動構成で 1Vpp をサポート
2d = AC 結合 / DC 結合入力(同相変動許容範囲あり):レールツーレール(電源〜グランド)をサポート(高 CMRR 許容モード)
3d =予約済み

同様に、概要に記載の TAx5x42 ハードウェア制御デバイスでは、表 2-2 に従ってデバイスの MD5~MD4 ピンを設定することで同相モード許容範囲を設定できます。

表 2-2 TAx5x42 デバイスのアナログ入力構成
MD5 MD4 アナログ入力構成
Low (0) Low (0) 差動入力、AC 結合のみ
Low (0) High (1) 差動入力、AC または DC 結合(高同相モード許容範囲)
High (1) Low (0) INxP のシングルエンド入力、AC 結合のみ
High (1) High (1) INxP のシングルエンド入力、AC または DC 結合(高同相モード許容範囲)