JAJA757 February   2023 LM5177

 

  1.   1
  2.   概要
  3.   商標
  4. 1はじめに
  5. 2デジタル・フィルタの設計
  6. 3ATRK 機能のプラント伝達関数
  7. 4ATRK プラント用アナログ・コントローラ
  8. 5Z 変換と差分方程式
  9. 6アプリケーションと実装
    1. 6.1 ソフトウェアのフローチャート
    2. 6.2 アプリケーションのデモ
    3. 6.3 DTRK を使用した実装
  10. 7まとめ
  11. 8関連資料

DTRK を使用した実装

本アプリケーションは、ATRK 入力の代わりに DTRK を使用して実装することもできます。この場合、高分解能を実現するために高速 PWM が必要になります。高分解能タイマを搭載した MSP430F5172 を使用することで、最大 256MHz の PWM クロック・タイマ分解能を実現できます。最小周波数が 100kHz の場合でも、2560 ステップとなり、約 11 ビットに相当します。