JAJA828 April   2025 DP83822HF , DP83822IF , DP83869HM

 

  1.   1
  2.   概要
  3.   商標
  4. 1ファイバーとは
    1. 1.1 使用するピン
    2. 1.2 ハードウェアの構成
    3. 1.3 便利なレジスタ
  5. 2一般的な使用事例
  6. 3まとめ
  7. 4参考資料

使用するピン

デバイスごとに、ファイバ通信に使用される 5 本のピンがあります。ただし、ベスト プラクティスとして、PHY がファイバ動作のそれぞれのモードにブートストラップされていることを確認してください。

表 1-1 DP83822 ファイバ ピン
ピン名 (番号) 機能
TD_P (12) 送信ピン。PHYの出力。
TD_M (11)
RD_P (10) 受信ピン。PHYの入力。
RD_M (9)
LED_1/GPIO1 (24) 信号検出。通常は SFP モジュールに接続され、通信が中断されたかどうかを判断し、PHY にリレーしてリンクをドロップします。適切な機能のために他の LED ピンを使用します
表 1-2 DP83822 ファイバー ブートストラップ
ピン名 (番号) ストラップ モード 概要
COL (29) 2 または 3 FX_EN を有効にします
LED_0 (17) 1 半二重
4 (デフォルト) 全二重
RX_ER (28) 3 または 4 (デフォルト) 信号検出を有効にします
表 1-3 DP83869 ファイバ ピン
ピン名 (番号) 機能
SOP (15) 送信ピン。PHYの出力。
SON (14)
SIP (16) 受信ピン。PHYの入力。
SIN (17)
JTAG_TDI/SD (24) 信号検出。通常は SFP モジュールに接続され、通信が中断されたかどうかを判断し、PHY にリレーしてリンクをドロップします。
表 1-4 DP83869 ファイバー ブートストラップ
ピン名 (番号) ストラップ名 OPMODE[2] OPMODE[1] OPMODE[0] 機能モード
RX_D2 (35) OPMODE[2] 0 0 1 RGMII から 1000BASE-X へ
RX_D3 (36) OPMODE[1] 0 1 0 RGMII から 100BASE-FX へ
JTAG_TDO/GPIO_1 (22) OPMODE[0] 1 0 0 メディア コンバータ (1000BASE-T から 1000BASE-X へ):1000Mbps
1 0 1 メディア コンバータ (100BASE-Tx から 100BASE-Fx へ):100Mbps