JAJA940A July   2024  – July 2025 TPS25751

 

  1.   1
  2.   概要
  3.   商標
  4. 1はじめに
  5. 2ADCINX 設定
  6. 3固有アドレス インターフェイスプロトコル
  7. 4PTCHモードから APPモードへの切り替え
    1. 4.1 PTCH モードから APP モードへのステップ
    2. 4.2 下位領域バイナリの生成ステップ
  8. 5サンプル コード
  9. 6参考資料
  10. 7改訂履歴

下位領域バイナリの生成ステップ

USBC PD アプリケーションカスタマイズツール(GUI)は、多くの質問を活用してカスタム PD コントローラ設定を生成します。設定が完了すると、設定とファームウェアアップデートを含むパッチバンドルを生成できます。フルフラッシュバイナリは、I2Cc経由でEEPROMから読み込むときにPDコントローラが期待する形式のイメージを生成します。図 4-12に示す下位領域のバイナリは、より小さい形式であり、かつ I2Ct 経由で PD コントローラに書き込むことを目的にしています。この下位領域のバイナリは、ステップ10で送信されるものです。

  1. GUIで質問に回答します。
  2. 必要であれば、Advanced Configuration スイッチを使用して追加設定を行います。
  3. Export ドロップダウンメニューからを選択して、低領域バイナリを生成します。
  4. 適切な形式と希望のファイル名を選択します。

図 4-13に示すように、GUI には下位領域ファイルをバイナリまたは C ファイルとしてエクスポートするオプションがあります。このアプリケーションノートでは、ECコードを構築するため、Cファイル形式が選択され、これはデバイスプロジェクトに含まれています。GUI から生成されたソースファイルと関連する定義の変更については、セクション 5を参照してください。

 USBCPDアプリケーションカスタマイズツールによる画像生成図 4-12 USBCPDアプリケーションカスタマイズツールによる画像生成
 画像出力タイプの選択図 4-13 画像出力タイプの選択