JAJSVB7A September 2024 – July 2025 TPLD801-Q1
PRODUCTION DATA
遅延ジェネレータ (DLY) として構成されている場合、このマクロセルは、カウンタ DATA と CLK 入力周波数に基づいて入力を遅延させ、立ち上がり / 立ち下がりエッジを遅延します。デバイスの起動後のこのマクロセルの初期出力値は、初期値、初期値 Low、または初期値 High をバイパスするように設定することもできます。遅延するエッジは、エッジ選択パラメータで選択され、次のように設定できます。
オンチップ発振器を使用する場合、OSC が「強制電源オン」と「自動電源オン」のどちらに設定されているかに応じて、遅延誤差またはオフセットが発生します。クロック同期のために、遅延計算には追加で 2 クロック サイクルが含まれており、
遅延時間は、2段 DFF 同期を使用する場合は DELAY = (DATA + (td_err または td_os) + 3)/fCLK、
OSC が「自動電源オン」に設定され、その後前の出力が存在する前に DLY マクロセルがトリガされると、OSC はクロックを継続し、DLY が次の立ち上がりエッジで開始します。したがって、それ以降の遅延は、OSC が「強制電源オン」に設定されているかのように計算できます。
図 7-11 に、両方のエッジ遅延 (both) と DATA = 1 に設定された遅延マクロセル動作の例を示します。
図 7-12 に、エッジを選択した data = 3 に対する遅延マクロセルのタイミング例を示します。