JAJSVI5A October 2024 – March 2025 DRV8376
PRODUCTION DATA
VM ピンの電源電圧が VOVP スレッショルド電圧を超えると、常にすべての内蔵 FET が無効化され、nFAULT ピンが Low に駆動されます。OVP が解消されると、通常動作が再開されます (ドライバ動作が再開され、nFAULT ピンが解放される)。FAULT ビットと OVP ビットで低電圧が通知されます。過電圧状態が解消されると、FAULT ビットは自動的にクリアされます。OVP ビットは、CLR_FLT ビットまたは nSLEEP ピン リセット パルス (tRST) によってクリアされるまでセットされたまま維持されます。SPI デバイスの OVP_MODE ビットを High に設定すると、この保護機能が有効になります。ハードウェア インターフェイス デバイスでは、OVP 保護が無効化されています。
OVP スレッショルドは、SPI デバイス バリアントでもプログラム可能です。OVP スレッショルドは、OVP_SEL ビットに基づいて 35-V または 65-V に設定できます。
図 7-36 過電圧保護