JAJU884J October 2014 – June 2024 DLPC900
DMD ブロック ロード コマンドを使うと、アクティブになる DMD ブロックを指定できます。隣接したブロックのみを指定できます。アクティブでないブロック内のミラーは、パターン シーケンスが実行される前にオフ状態に設定されます。アクティブな DMD ブロックの数を減らすことで、パターン速度を上げることができます。表 2-109 を参照してください。
ブロック ロードは、1 ビット深度のパターンにのみ適用できます。ビデオ パターン モード、パターン オン ザ フライ、保存済みパターン モードを使用する場合、1 ビット パターン データ全体をコントローラに送信する必要があります。コントローラは、ブロック ロードで選択された行に基づいて、選択されたブロックをロードします。
アクティブではないブロック内のミラーの性能は、オフ状態で長時間使用すると影響を受けます。ミラーを最適化するため、DMD アイドル モードをできるだけ頻繁に有効化します。このモードでは、DMD ミラー・アレイ全体でデューティ・サイクルが 50/50 になり、ミラーはオン状態とオフ状態の間で反転され続けます。セクション 2.3.1.2 のコマンドを参照してください。
| I2C | USB | |
|---|---|---|
| 読み出し | 書き込み | 0x1A40 |
| 0x60 | 0xE0 | |
| バイト | ビット | 説明 (1) | リセット | タイプ |
|---|---|---|---|---|
| 0 | 4:0 | 開始ブロック。15 ブロックを持つ DMD では 0x0~0xE、16 ブロックを持つ DMD では 0x0~0xF の範囲。 | 0x0 | wr |
| 7:5 | 予約済み | 0x0 | r | |
| 1 | 4:0 | ブロック数。15 ブロックを持つ DMD では 0x1~0xE、16 ブロックを持つ DMD では 0x1~0xF の範囲。 | 0xF または 0x10 | wr |
| 7:5 | 予約済み | 0x0 | r |
| DMD アクティブ ブロック数 (1) | ブロック ロード最小露出時間 (µs) | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| DLP5500 | DLP6500 | DLP9000 | DLP670S | DLP500YX | |
| 1 | 25 | 24 | 24 | 27 | 30 |
| 2 | 30 | 45 | 42 | 27 | 30 |
| 3 | 35 | 45 | 42 | 27 | 30 |
| 4 | 28 | 45 | 42 | 33 | 30 |
| 5 | 33 | 48 | 45 | 38 | 34 |
| 6 | 38 | 54 | 51 | 44 | 38 |
| 7 | 43 | 60 | 56 | 49 | 42 |
| 8 | 48 | 66 | 61 | 55 | 46 |
| 9 | 53 | 72 | 67 | 61 | 50 |
| 10 | 58 | 78 | 72 | 66 | 54 |
| 11 | 63 | 84 | 77 | 72 | 58 |
| 12 | 68 | 90 | 83 | 77 | 62 |
| 13 | 73 | 96 | 88 | 83 | - |
| 14 | 78 | 101 | 93 | 89 | |
| 15 | 83 | 105 | 99 | 94 | |
| 16 | 94 | - | 105 | 100 | |