JAJU897 june 2023 BQ24072 , LMR36520 , TLV62568 , TPS2116
リップルとノイズの監視対象として最も重要な電源レールは、通常はシステム負荷に電力を供給している TLV62568 3V3 です。このリファレンス・デザインでは、TLV62568 は非常に小さい振幅リップルを発生させます。図 3-33 に示す 125mA の負荷テストでは、3V3 レールのリップルは、テストに使用するオシロスコープのノイズ・フロアと同等かそれ以下です。図 3-34 に示すように、1 つのソースのみを使用する場合は、スイッチ・ノードは低ジッタになります。図 3-38 に示すように、大電流負荷時に 2 つのソース (PWRin ソースに加えてバッテリ) を使用する場合は、バッテリと PWRin ソースのバランスを保つために入力電圧が絶えず変化するため、SW ノードはより大きなジッタを示します。デュアル・ソースと全負荷電流の使用時でも、3V3 レールのリップルは 0.75% 未満にとどまります。
図 3-30 3V3 のリップル (無負荷、24VAC ソース)
図 3-31 3V3 のリップル (90mA、24VAC ソース)
図 3-32 3V3 のリップル (125mA、24VAC ソース)
図 3-33 3V3 のリップル (210mA、24VAC ソース)
図 3-34 3V3 のリップル (パーシスト) (210mA、24VAC ソース)
図 3-35 3V3 のリップル (90mA の負荷、24VAC ソース + バッテリ)
図 3-36 3V3 のリップル (125mA の負荷、24VAC ソース + バッテリ)
図 3-37 3V3 のリップル (210mA の負荷、24VAC ソース + バッテリ)
図 3-38 3V3 リップル (パーシスト) (210mA の負荷、24VAC ソース + バッテリ)
図 3-39 3V3 リップル (パーシスト) (1A の負荷、24VAC ソース + バッテリ)
図 3-40 3V3 リップル (パーシスト) (1A の負荷、バッテリのみ)