JAJUA59A October   2020  – November 2025

 

  1.   1
  2.   説明
  3.   設計を開始
  4.   特長
  5.   アプリケーション
  6.   6
  7. 1評価基板の概要
    1. 1.1 はじめに
    2. 1.2 キットの内容
    3. 1.3 製品情報
  8. 2ハードウェア
    1. 2.1 必要なハードウェア
    2. 2.2 ハードウェア設定
  9. 3ソフトウェア
    1. 3.1 必要なソフトウェア
    2. 3.2 ソフトウェアの設定
  10. 4セットアップ手順
    1. 4.1 ADC3660EVM のセットアップ
    2. 4.2 ADC3644EVM のセットアップ
    3. 4.3 ADC3643EVM のセットアップ
  11. 5ハードウェア設計ファイル
  12. 6追加情報
    1. 6.1 商標
  13. 7参考資料
  14. 8改訂履歴

必要なハードウェア

以下の機器は EVM 評価キットには含まれていませんが、この EVM を評価するために必要です。

  • TSWDC155EVM データキャプチャ ボードおよび関連機器
  • アナログ入力、サンプル クロック、および DCLKIN 信号用の低ノイズ信号発生器 3 台(これらの信号発生器は同一のリファレンス周波数を共有する必要があります)
  • 希望するサンプル クロック周波数およびアナログ入力周波数に対応したバンドパス フィルタ 2 個。
  • 12V、1A を供給可能な電源装置 1 台。
  • Microsoft®Windows® 10 または 11 が動作する PC。
TI は、アナログ入力およびクロック入力用として、以下の低位相ノイズ信号発生器を推奨しています。
  • Rohde & Schwarz SMA100A
  • Rohde & Schwarz SMA100B
  • Keysight E8257D
  • Hewlett Packard HP8644B
  • Rohde & Schwarz SMHU
  • またはこれらと同等の機器

すべての信号発生器には、スプリアス成分やノイズを除去するためにバンドパス フィルタが必要です。ただし、DCLKIN 入力にはバンドパス フィルタは不要です。バンドパス フィルタを使用しない場合、ADC の真の性能を必ずしも十分に確認できず、使用している信号発生器の性能によって結果が制限されます。

使用するバンドパス フィルタは、以下の特性を備えていることが推奨されます。

  • 高調波減衰量:60dB 以上
  • 帯域幅:10% 以下
  • 許容電力:18dBm 超
  • 挿入損失:5dB 未満