JAJZ038B December 2023 – August 2025 MSPM0L1304-Q1 , MSPM0L1305-Q1 , MSPM0L1306-Q1
CPU モジュール
機能
プリフェッチャは、SLEEP モードへの遷移時にデータ整合性の問題を引き起こす可能性があります
SLEEP0に移行するとき、プリフェッチャで不正なデータ(すべて0)が誤ってフェッチされることがあります。スリープモードから復帰したときに、プリフェッチャとキャッシュがISRコードによって上書きされない場合、フラッシュからのメインコード実行が破損するおそれがあります。たとえば、ISRがSRAM内にある場合、フラッシュからプリフェッチされた誤ったデータは上書きされません。ISR から復帰する際に、プリフェッチャ内の破損したデータが CPU によってフェッチされ、誤った命令が実行されるおそれがあります。
SLEEPに入る前にプリフェッチャーを無効にします。