JAJZ047C October   2025  – November 2025 MSPM0C1103 , MSPM0C1103-Q1 , MSPM0C1104 , MSPM0C1104-Q1

 

  1.   1
  2.   概要
  3. 1機能アドバイザリ
  4. 2プログラム済みのソフトウェア アドバイザリ
  5. 3デバッグ専用のアドバイザリ
  6. 4デバイスの命名規則
    1. 4.1 デバイスの記号表記とリビジョンの識別
  7. 5アドバイザリの説明
    1. 5.1  コンパイラ アドバイザリによって修正
    2. 5.2  ADC_ERR_05
    3. 5.3  CPU_ERR_01
    4. 5.4  CPU_ERR_02
    5. 5.5  CPU_ERR_03
    6. 5.6  FLASH_ERR_04
    7. 5.7  FLASH_ERR_05
    8. 5.8  FLASH_ERR_06
    9. 5.9  FLASH_ERR_08
    10. 5.10 GPIO_ERR_03
    11. 5.11 GPIO_ERR_04
    12. 5.12 I2C_ERR_03
    13. 5.13 I2C_ERR_04
    14. 5.14 I2C_ERR_05
    15. 5.15 I2C_ERR_06
    16. 5.16 I2C_ERR_07
    17. 5.17 I2C_ERR_08
    18. 5.18 I2C_ERR_09
    19. 5.19 I2C_ERR_10
    20. 5.20 I2C_ERR_13
    21. 5.21 RST_ERR_01
    22. 5.22 SPI_ERR_03
    23. 5.23 SPI_ERR_04
    24. 5.24 SPI_ERR_05
    25. 5.25 SPI_ERR_06
    26. 5.26 SPI_ERR_07
    27. 5.27 SYSCTL_ERR_03
    28. 5.28 SYSOSC_ERR_02
    29. 5.29 TIMER_ERR_01
    30. 5.30 TIMER_ERR_04
    31. 5.31 TIMER_ERR_06
    32. 5.32 TIMER_ERR_07
    33. 5.33 UART_ERR_01
    34. 5.34 UART_ERR_02
    35. 5.35 UART_ERR_04
    36. 5.36 UART_ERR_05
    37. 5.37 UART_ERR_06
    38. 5.38 UART_ERR_07
    39. 5.39 UART_ERR_08
    40. 5.40 UART_ERR_09
    41. 5.41 UART_ERR_10
    42. 5.42 UART_ERR_11
  8. 6改訂履歴

UART_ERR_10

UART モジュール

カテゴリ

機能

機能

UART IrDA モードの BUSY ビットの設定が遅延する

説明

IrDA モードでは、UART.STAT.BUSY ビットは IrDA スタート パルスの 2 番目のエッジで設定されます。そのため、BUSY ステータスが正しくセットされる前に、1 ビット分の送信が完了してしまう可能性があります。この間にソフトウェアが BUSY ビットをポーリングすると、IrDA スタート パルス送信中にもかかわらず UART がビジーでないと誤って認識されることがあります。この BUSY ステータスの動作は UART のボーレートに依存します。UART 送信が遅い (ボーレートが低い) ほど、BUSY が正しく設定されるまでの遅延時間が長くなります。

回避方法

BUSY ステータスをチェックする前に、1 ビット送信の時間分の遅延を挿入します。別の方法としては、UART.STAT.BUSY == 0x0 の後に UART.STAT.BUSY == 0x1 をチェックすることで、ボーレートや他の ISR に依存しない動的遅延を実現できます。