パッケージ情報
| パッケージ | ピン数 LQFP (PM) | 64 |
| 動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
| パッケージ数量 | キャリア 1,000 | LARGE T&R |
ADS8584S の特徴
- アナログ・フロントエンドが内蔵された16ビットADC
- 4チャネルを同時にサンプリング
- ピンでプログラム可能なバイポーラ入力: ±10Vおよび±5V
- 高い入力インピーダンス: 1MΩ
- 5Vアナログ電源: 2.3V～5Vのデジタル電源
- 7kV ESDの過電圧入力クランプ
- 低ドリフト係数のオンチップ基準電圧(2.5V)およびバッファ
- 優れた性能
- チャネルごとに最大330kSPSのスループット
- DNL: ±0.35LSB、INL: ±0.45LSB
- SNR: 96.4dB、THD: −114dB
- 温度性能
- 最大オフセット・ドリフト: 3ppm/℃
- ゲイン・ドリフト: 6ppm/℃
- オンチップのデジタル・フィルタによるオーバーサンプリング
- 柔軟なパラレル、バイト、シリアル・インターフェイス
- 温度範囲: -40°C～+125°C
- パッケージ: 64ピンLQFP
ADS8584S に関する概要
ADS8584Sデバイスは4チャネルの統合データ収集(DAQ)システムで、チャネルごとに最大330kSPSで動作する、同時サンプリング、16ビットの逐次比較型(SAR)アナログ/デジタル・コンバータ(ADC)を基礎としています。デバイスには、チャネルごとに完全なアナログ・フロントエンドが搭載されており、高い入力インピーダンス(1MΩ)を持つプログラム可能なゲイン・アンプ(PGA)、入力クランプ、ローパス・フィルタ、ADC入力ドライバが内蔵されています。デバイスには、低ドリフト係数の高精度基準電圧も内蔵され、ADCを駆動するためのバッファも搭載されています。柔軟なデジタル・インターフェイスはシリアル、パラレル、およびパラレル・バイト通信をサポートするため、デバイスを各種のホスト・コントローラとともに使用できます。
ADS8584Sは、単一の5V電源を使用して、±10Vまたは±5Vの真のバイポーラ入力を受け付けるように構成できます。入力インピーダンスが高いため、センサや変圧器と直接接続でき、外付けのドライバ回路が必要ありません。高い性能と精度に加え、レイテンシなしで変換が行われるため、ADS8584Sは多くの産業自動化および制御アプリケーションに優れた選択肢です。