パッケージ情報
| パッケージ | ピン数 VQFN (RGZ) | 48 |
| 動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
| パッケージ数量 | キャリア 250 | SMALL T&R |
AFE030 の特徴
- 熱および過電流保護機能を備えた統合型電力線ドライバ
- EN50065-1 に準拠
- AFE031 とピン互換
- 大きな出力スイング：1A で 13VPP (15V 電源)
- 低消費電力：15mW (受信モード)
- Tx および Rx フィルタをプログラム可能
- EN50065 CENELEC 帯域 A、B、C、D をサポート
- OFDM、FSK、S-FSK をサポート
- IEC 61334 をサポート
- 受信感度：20µVRMS (標準値)
- Tx/Rx ゲイン制御をプログラム可能
- 4 線式のシリアル・ペリフェラル・インターフェイス
- 2 つのゼロクロス検出器を搭載
- 2 線式のトランシーバ・バッファ
- パッケージ：QFN-48 PowerPAD™
- 拡張接合部温度範囲：
-40℃～+125℃
AFE030 に関する概要
AFE030 は、デジタル信号プロセッサ (DSP) またはマイクロコントローラで制御しながら、容量性または変圧器結合で電力線に接続できる低コストの統合型電力線通信 (PLC) アナログ・フロント・エンド (AFE) デバイスです。リアクタンス負荷に最大 1A を供給する必要がある低インピーダンス・ラインの駆動に理想的です。内蔵レシーバは、最小 20µVRMS の信号を検出でき、各種入力信号条件に合わせて幅広いゲインを選択できます。このモノリシック IC は、厳しい条件が要求される電力線通信アプリケーションで高い信頼性を実現します。
AFE030 の送信パワー・アンプは、7V～26V の範囲の単一電源で動作します。公称 15V の電源の場合、最大出力電流で 12VPP (IOUT = 1A) の広い出力スイングが可能です。アナログおよびデジタル信号処理回路は、3.3V の単一電源で動作します。
AFE030 は、過熱および短絡条件に対して内部的に保護されています。また、調整可能な電流制限機能も備えています。電流制限と熱制限の両方を示す割り込み出力を備えています。本デバイスを最低電力状態にすばやく移行させるために使用できるシャットダウン・ピンも備えています。4 線式のシリアル・ペリフェラル・インターフェイス ( SPI™) を使用して、各機能ブロックをイネーブルまたはディセーブルし、消費電力を最適化できます。
AFE030 は、熱的に強化された表面実装 PowerPAD パッケージ (QFN-48) で供給されます。-40℃～+125℃の拡張産業用接合部温度範囲で動作が規定されています。