パッケージ情報
パッケージ | ピン数 VQFN (RGC) | 64 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 85 |
パッケージ数量 | キャリア 2,000 | LARGE T&R |
AFE5851 の特徴
- 可変ゲイン・アンプ(VGA)×16
- 最大1VPP振幅のシングルエンド・バッファリン グ入力×16
- VCA入力ノイズ:5.5nV/√Hz(ゲイン31dB時)
- 可変ゲイン:–5dB~31dB(0.125dBステップ)
- デジタル・ゲイン制御
- カットオフ周波数をプログラミング可能(7.5、10、 14MHz)な3次アンチエイリアシング・フィルタ
- クランプ回路
- A/Dコンバータ(ADC)
- 8チャネル、12ビット、65MSPS
- 入力チャネルあたり最大32.5MSPS
- 各ADCで2つのVGA出力を交互にサンプリング
- 内部/外部リファレンスをサポート
- リファレンス用外付けデカップリングが不要
- シリアルLVDS出力
- 電源:1.8Vおよび3.3V
- チャネルあたり合計電力:39mW(32.5MSPS時)
- 64ピンQFNパッケージ(9mm × 9mm)
- APPLICATIONS
- イメージング:超音波、PET
AFE5851 に関する概要
AFE5851は、電力および集積度が重要となるアプリケーション 向けのアナログ・フロントエンドです。16個の可変ゲイン・アン プ(VGA)に続き、8チャネルの高速(最大65MSPS)A/Dコンバー タ(ADC)を内蔵しています。
16個のシングルエンド入力はそれぞれバッファリングされ、 入力振幅は最大1VPPです。VGAのゲイン範囲は、–5dB~31dB です。VGAのゲインはデジタル制御され、時間に対するゲイン 曲線は、シリアル・インターフェイス経由でデバイスに内蔵さ れたメモリに格納できます。
また、各チャネルのVGAとADCの間には、クランプおよび アンチエイリアシング用の選択可能なローパス・フィルタ(7.5、 10、または14MHzで3dBの減衰)が内蔵されています。VGA/ アンチエイリアシング・フィルタは、差動出力(2VPPに制限)に よって、12ビット、65MSPSの内蔵ADCを駆動します。消費電 力を最適化するため、各ADCは2つのVGAで共有されます。各 VGA出力はクロック・サイクル毎に交互にサンプリングされ、 実効的なサンプリング周波数は入力クロック・レートの1/2とな ります。また、低いサンプリング・レートを選択すると、ADC の消費電力はそれに応じて低減されます。
ADCの出力はLVDSストリームでシリアル化され、電力と基 板領域をさらに削減します。AFE5851は64ピンQFNパッケージ (9 × 9mm2)で供給され、産業用温度範囲の全体(–40°C~85°C) で仕様が規定されています。