パッケージ情報
パッケージ | ピン数 SOIC (DW) | 16 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 105 |
パッケージ数量 | キャリア 40 | TUBE |
AMC1203 の特徴
- 16ビット分解能
- SNR:80.5dB(min)
- THD:–88dB(max)(AMC1203B)
- ±280mV入力範囲(電源+5V時)
- 内部2.5Vリファレンス電圧:1%精度
- ゲイン誤差:±1%(AMC1203B)
- UL1577,IEC60747-5-2(VDE0884,Rev.2),IEC61010-1承認
- 絶縁:4000VPEAK, 動作電圧:560V
- 過渡耐性:15kV/μs
- 推定寿命:25年(定格動作電圧時)( アプリケーション・レポートSLLA197参照)
- 動作温度範囲:–40°C~+105°C
- アプリケーション
- シャントを基本にした電流検知:
- モーター制御
- 無停電電源(UPS)
- パワー・インバータ
- 産業用プロセス制御
- シャントを基本にした電流検知:
AMC1203 に関する概要
AMC1203は、1ビット、10MHzの絶縁機能内蔵デルタ・シグマ()変調器であり、出力バッファが入力インターフェイス回路から二酸化ケイ素(SiO2)の絶縁膜で分離されています。この絶縁膜により、最大4000VPEAKまでガルバニック絶縁されます。このデバイスは絶縁型電源とともに使用して、データ・バスや他回路のノイズ電流がグランドへ侵入することと、ノイズに敏感な回路への干渉と損傷を防止します。
MC1203変調器は+5V電源で動作し、ダイナミック・レンジは95dBです。また、その差動入力はシャント抵抗や他の低レベル信号源との直接接続に最適です。適当なデジタル・フィルタと変調レートを用いると、ノー・ミッシング・コードの16ビット・アナログ・ツー・デジタル(A/D)変換を実現できます。14ビットの有効分解能および85dB(typ)のSNRが、デシメーション比が256のsinc3フィルタで得られます。
変調出力は平衡信号に変換され、容量性の絶縁膜により転送されます。絶縁膜を通過すると、差動コンパレータがロジック遷移情報を受信し、フリップ・フロップとそれに続く出力回路をセットあるいはリセットします。
AMC1203はSO-8ガル・ウィング・パッケージで供給されます。SO-8およびSO-16パッケージは、開発中です。AMC1203の動作特性は–40°Cから+105°Cの周囲温度範囲で、規定されています。