パッケージ情報
パッケージ | ピン数 WQFN (RHR) | 28 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 250 | SMALL T&R |
DRV8886AT の特徴
- PWMマイクロステッピングのステッピング・モータ・ドライバ
- 最高1/16のマイクロステッピング
- 非循環および標準の½ステップ・モード
- 電流検出機能を搭載
- 検出シャント抵抗が不要
- ±6.25%のフルスケール電流精度
- AutoTune™アダプティブ減衰テクノロジー、
低速減衰、混合減衰を選択可能 - 8~37Vの電源動作電圧範囲
- 低RDS(ON): 24V、25℃で550mΩ HS + LS
- 高電流出力ドライバ
- ブリッジごとのピーク3A
- ブリッジごとのフルスケール2A
- ブリッジごとのrms 1.4A
- 動的および固定オフ時間PWM電流制御
- シンプルなSTEP/DIRインターフェイス
- 低消費電流スリープ・モード(20µA)
- 小型パッケージと小占有面積
- 24 HTSSOP PowerPAD™パッケージ
- 28 WQFNパッケージ
- 保護機能
- VM低電圧誤動作防止(UVLO)
- チャージ・ポンプ低電圧検出(CPUV)
- 過電流保護(OCP)
- 過熱検出保護(TSD)
- フォルト状態出力ピン(nFAULT)
DRV8886AT に関する概要
DRV8886ATは、産業用および民生用アプリケーション向けのステッピング・モータ・ドライバです。2つのNチャネル・パワーMOSFET Hブリッジ・ドライバ、マイクロステッピング制御ロジック、および電流検出機能を集積しており、フルスケールで2A、rmsで1.4Aまでの出力電流を供給できます(24VおよびTA=25℃、PCB設計に依存)。
DRV8886ATは電流検出アーキテクチャを内蔵しているため、2つの外部電流検出シャント抵抗が不要になり、PCB面積とシステムコストを削減できます。また、AutoTuneアダプティブ減衰テクノロジー、低速減衰、混合減衰を選択可能なPWM電流制御方式を採用しています。AutoTuneアダプティブ減衰テクノロジーは、最適な電流制御性能を実現するための自動調整機能と、モータの変動や経年変化に対する補償機能を備えています。
シンプルなSTEP/DIRインターフェイスにより、外部のコントローラからステッピング・モータの方向とステップ速度を管理できます。このデバイスは、フルステップから1/16マイクロステッピングまでの範囲で、異なるステップ制御モードに設定可能です。低消費電力のスリープ・モードが用意されており、専用のnSLEEPピンを使用することで、静止電流の非常に低いスタンバイ・モードに移行できます。
デバイス保護のため、電源の低電圧、チャージ・ポンプ異常、過電流、短絡、過熱への保護機能があります。フォルト状況は、nFAULTピンにより示されます。