パッケージ情報
パッケージ | ピン数 UQFN (RSW) | 10 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
INA190 の特徴
- 低い入力バイアス電流:500pA (標準値)
(マイクロアンペアの電流測定が可能) - 低消費電力
- 低い電源電圧、VS:1.7V~5.5V
- 低いシャットダウン電流:100nA (最大値)
- 低い静止電流:25℃で 50µA (標準値)
- 精度
- 同相除去比:132dB (最小値)
- ゲイン誤差:±0.2% (A1 デバイス)
- ゲイン・ドリフト:7ppm/°C (最大値)
- オフセット電圧、VOS:±15µV (最大値)
- オフセット・ドリフト:80nV/℃ (最大値)
- 広い同相電圧範囲:-0.2V~+40V
- 双方向の電流センシング機能
- ゲイン・オプション
- INA190A1:25V/V
- INA190A2:50V/V
- INA190A3:100V/V
- INA190A4:200V/V
- INA190A5:500V/V
INA190 に関する概要
INA190 は低消費電力、電圧出力の電流シャント・モニタです (電流センス・アンプとも呼びます)。このデバイスは一般に、過電流保護、システム最適化のための高精度な電流測定、または閉ループ帰還回路に使用されます。INA190 は、電源電圧にかかわらず -0.2V~+40V の同相電圧範囲でシャントの両端の電圧降下を検出できます。
本デバイスは入力バイアス電流が低いことから、より大きな電流センス抵抗を使用できるため、µA の範囲で正確に電流を測定できます。ゼロ・ドリフト・アーキテクチャによりオフセット電圧が低いため、電流測定のダイナミック・レンジが拡大されます。この特長により、電力損失の小さい小型のセンス抵抗を使用しながら、正確な電流測定を行えます。
INA190 は 1.7V~5.5V の単一電源で動作し、イネーブル時の消費電流は最大 65µA、ディセーブル時はわずか 0.1µA です。25V/V、50V/V、100V/V、200V/V、500V/V の 5 つの固定ゲイン・オプションを選択できます。このデバイスは -40℃~+125℃の温度範囲で動作が規定されており、UQFN、SC70、SOT-23 パッケージで供給されます。