パッケージ情報
| パッケージ | ピン数 WSON (NHL) | 14 |
| 動作温度範囲 (℃) -40 to 140 |
| パッケージ数量 | キャリア 4,500 | LARGE T&R |
LM95214 の特徴
- 4個のリモートICもしくはダイオード接続部のダイ温度およびローカル温度の高精度な測定
- ローカル温度精度: ±2.0℃(最大値)
- リモート・ダイオード温度精度: ±1.1℃(最大値)
- 電源電圧: 3V～3.6V
- 平均消費電流(変換レート1Hz): 0.57mA (標準値)
- プログラム可能なデジタル・フィルタとアナログ・フロント・エンド・フィルタ
- 0.125℃ LSBの温度分解能
- 0.03125℃ LSBのリモート温度分解能(デジタル・フィルタがイネーブルの場合)
- 符号付きフォーマット: ＋127.875℃/－128℃のリモート・レンジ
- 符号なしフォーマット: 0℃/255℃のリモート・レンジ
- リモート・ダイオードのフォルト検出、モデル選択、およびオフセット補正
- マスクおよびステータス・レジスタ・サポート
- プログラム可能なTCRIT出力×3(プログラム可能なヒステリシスおよびフォルト・キューを共有)
- プログラム可能な変換レートおよびシャットダウン・モードのワンショット変換制御
- TIMEOUTをサポートしたSMBus 2.0互換のインターフェイス
- 3レベルのアドレス・ピン
LM95214 に関する概要
LM95214は、2線式システム・マネジメント・バス(SMBus)インターフェイスを採用した11ビットのデジタル温度センサで、自身の温度に加えて4個のリモート・ダイオードの温度を非常に正確に監視することができます。この4個のリモート・ダイオードは、2N3904トランジスタまたはダイオード接続の2N3904の理想特性をターゲットとする、マイクロプロセッサまたはグラフィックス・プロセッサなどの外部デバイスにすることができます。
LM95214は、＋127.875℃/－128℃と0℃/255℃の温度範囲に対して、2種類のフォーマットで温度を表示します。マスクされていない、いずれかのチャネルがそれぞれの対応する設定された限界値を超えた場合に、LM95214のTCRIT1、TCRIT2、TCRIT3の信号が出力され、システムのシャットダウン、システムのファンの起動、またはマイクロコントローラの割り込み機能として使用することができます。このTCRIT1、TCRIT2、TCRIT3のピンの現在の状態は、ステータス・レジスタから読み取ることができます。TCRITの各出力を制御するために、さらにマスク・レジスタを使用することができます。
LM95214には、プログラム可能なデジタル・フィルタを備えた2つのリモート温度チャネルと、温度スパイクが発生したときにフォルト・キューを使用して不要なTCRITイベントを最小限にする2つのリモート温度チャネルがあります。
最適な柔軟性と精度を達成するために、LM95214の各チャネルには、オフセット補正用のレジスタがあります。このデバイスは、3レベルのアドレス・ピンを備えており、最大3個のLM95214を同じSMBusマスタに接続することができます。LM95214には、変換レートの設定、シャットダウン・モード、使用しないチャネルをディセーブルにするなどの省電力機能があります。