パッケージ情報
| パッケージ | ピン数 VSSOP (DGK) | 8 |
| 動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
| パッケージ数量 | キャリア 2,500 | LARGE T&R |
OPA1637 の特徴
- 小さい入力電圧ノイズ：1kHz 時に 3.7nV/√Hz
- 優れた THD+N：1kHz 時に –120dB
- 低消費電流：950µA (±18V の場合)
- 入力オフセット電圧：±200µV 以下
- 入力バイアス電流：2nA 以下
- 小さいバイアス電流ノイズ：10Hz 時に 400fA/√Hz
- ゲイン帯域幅積：9.2MHz
- 差動出力スルーレート：15V/µs
- 広い入出力同相範囲
- 幅広い単一電源動作範囲：3V～36V
- 低消費電流のパワーダウン機能：20µA 未満
- 過負荷電力制限
- 電流制限
- パッケージ：8 ピン VSSOP
- 温度範囲：–40℃～+125℃
OPA1637 に関する概要
OPA1637 は、完全差動オーディオ信号チェーンを簡単にフィルタ処理および駆動できる低ノイズ、低 THD (全高調波歪)、完全差動型 Burr-Brown™ オーディオ・オペアンプです。
また OPA1637 は、シングルエンドの信号源を、高忠実度アナログ / デジタル・コンバータ (ADC) が必要とする差動出力に変換します。非常に優れた低ノイズおよび THD 特性を実現するように設計されたバイポーラ・スーパー・ベータ入力は、非常に小さい静止電流と入力バイアス電流において超低ノイズ指数を実現します。このデバイスは、優れた信号対雑音比 (SNR)、スプリアス・フリー・ダイナミック・レンジ (SFDR) と共に低消費電力が要求されるオーディオ回路用に設計されています。
OPA1637 は高電圧電源に対応しており、電源電圧を最高 ±18V に上げることができます。この特性により、改善されたヘッドルームとダイナミック・レンジを活用して高電圧の差動信号チェーンを実現できます。差動信号の極性ごとに個別のアンプを追加する必要はありません。OPA1637 は電圧および電流ノイズが非常に低いため、オーディオ信号ノイズへの影響を最小限に抑えながら高ゲイン構成で使用できます。
OPA1637 は –40℃～+125℃の広い温度範囲で動作が規定されており、8 ピンの VSSOP パッケージで供給されます。