パッケージ情報
パッケージ | ピン数 TSSOP (DBT) | 30 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 60 | TUBE |
PCM1863 の特徴
- 高いSNR特性
- 110dB SNR (PCM1861/63/65)
- 103dB SNR (PCM1860/62/64)
- ADCサンプル・レート(fS) = 8kHz~192kHz
- 最大4つの独立したADCチャネルを利用可能
- シングルエンド、2.1VRMSフルスケール(FS)入力
- 差動、4.2VRMS FS入力
- ハードウェア(HW)制御: PCM1860/61
- ソフトウェア(SW)制御(I2CまたはSPI):
PCM1862/63/64/65 - 最大4つのデジタル・マイクロフォンをサポート
(SW制御のデバイス) - プログラム可能なゲイン・アンプ(PGA)
- 固定ゲイン: 0dB、12dB、32dB
(PCM1860/61) - SW制御ゲイン: -12dB~+32dB
(PCM1862/63/64/65)
- 固定ゲイン: 0dB、12dB、32dB
- 高性能オーディオPLLを統合
- 3.3V単電源動作
- 3.3V時の消費電力
- 85mW未満(PCM1860/61/62/63)
- 145mW未満(PCM1864/65)
- Energysenseオーディオ・コンテンツ検出器によるシステムの自動ウェークアップおよびスリープ
- マスタまたはスレーブ・オーディオ・インターフェイス
- 自動PGAクリッピング抑制制御
- すべてのデバイス間でPCBフットプリントが互換
PCM1863 に関する概要
PCM186xファミリ(PCM1860、PCM1861、PCM1862、PCM1863、PCM1864、PCM1865)のオーディオ・フロントエンド・デバイスは、新しいオーディオ機能統合手法を使用し、European Ecodesign規制に簡単に準拠できるようにすると同時に、高性能の最終製品を低コストで実現可能にします。PCM186xは3.3Vの単一電源で動作し、小さなパッケージにプログラム可能ゲイン・アンプ(PGA)を内蔵しています。この構成により、より小さくスマートな製品を、低いコストで現実的に実装できます。
PCM186xオーディオ・フロントエンドは、数mVのマイクロフォン入力から2.1VRMSのライン入力までのシングルエンド入力レベルを、外部の分圧抵抗なしにサポートします。また、フロントエンド・ミキサー(MIX)、マルチプレクサ(MUX)、PGAは、差動(Diff)、疑似差動、およびシングルエンド(SE)入力もサポートするため、これらのデバイスは干渉の抑制が必要な製品向けの理想的なインターフェイスです。PCM186xには、一部のDSP機能を支援または置き換える、多くのシステム・レベル機能が統合されています。
内蔵のバンドギャップ基準電圧により、非常に優れたPSRRが得られるため、専用のアナログ3.3Vレールが不要になる場合もあります。