パッケージ情報
パッケージ | ピン数 HTSSOP (DCP) | 38 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 85 |
パッケージ数量 | キャリア 2,000 | LARGE T&R |
TAS5822M の特徴
- 柔軟なオーディオ I/O:
- 32、44.1、48、88.2、96kHz のサンプル・レートをサポート
- I2S、LJ、RJ、TDM
- SDOUT によるオーディオ・モニタ、サブチャネル、エコー・キャンセル
- PLL を搭載し、3 線式のデジタル・オーディオ・インターフェイスをサポート (MCLK 不要)
- ステレオのブリッジ結合またはモノラルの並列ブリッジ結合の負荷をサポート (BTL および PBTL)
- 効率的な Class-D 動作:
- 90% を超える電力効率、90mΩ の RDSon
- 複数の出力構成をサポート
- 2.0 モードで 2 × 35W (8Ω、24V、THD+N=1%)
- 2.0 モードで 2 × 22W (6Ω、18V、THD+N=1%)
- 優れたオーディオ性能:
- THD+N ≦ 0.06% (1W、1kHz、PVDD = 24V)
- SNR ≧ 110dB (A-weighted)、ICN ≦ 40µVRMS
- 高度なオーディオ処理:
- サンプル・レート・コンバータ
- 96kHz のプロセッサ・サンプリング
- DC ブロッキング、2 ×14 BQs、THD マネージャ
- DPEQ、ボリューム制御
- 入力ミキサ、出力クロスバー
- 4 次 2 バンドの DRC + AGL
- 過熱フォールドバック
- 柔軟な電源構成
- PVDD:4.5V~26.4V
- DVDD および I/O:1.8V または 3.3V
- 優れた自己保護機能を内蔵
- 過電流エラー (OCE)
- 過熱警告 (OTW)
- 過熱エラー (OTE)
- 低電圧 / 過電圧誤動作防止 (UVLO/OVLO)
- システム統合が簡単
- I2C ソフトウェア制御
- ソリューション・サイズの低減
- 開ループ・デバイスと比べて必要なパッシブ部品数が減少
- 最新の EMI テクノロジーによる超低 EMI
- ほとんどのアプリケーションで大きなインダクタが不要
TAS5822M に関する概要
TAS5822M は、コンシューマ、商業用、産業用エレクトロニクスで使用されるラウドスピーカを駆動するための、高効率なデジタル入力 Class-D オーディオ・アンプです。
高性能の閉ループ・アーキテクチャと広いスイッチング周波数範囲により、ほとんどのアプリケーションで受動部品を減らしインダクタのサイズを最小化することで、ソリューションのサイズを縮小できます。TAS5822M にはオーディオ・プロセッサが内蔵されており、アーキテクチャで最高 96kHz に対応し、高度なプロセス・フローをサポートしています。
本デバイスは、高効率の 1SPW 変調と、調整可能な Class-D ループ帯域幅をサポートしており、優れたオーディオ性能を実現します。