パッケージ情報
パッケージ | ピン数 VQFN (RGT) | 16 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
THS4551 の特徴
- 帯域幅:150MHz (G = 1V/V)
- 差動出力スルーレート:220V/µs
- ゲイン帯域幅積:135MHz
- 負のレール入力(NRI)、 レール・ツー・レール出力(RRO)
- 広い出力同相制御範囲
- 単一電源動作範囲:2.7V~5.4V
- トリムされた電源電流:5V で1 .37mA
- 25℃の入力オフセット:±175µV (最大値)
- 入力オフセット電圧ドリフト:±1.8µV/℃ (最大値)
- 差動入力電圧ノイズ:3.3nV/√Hz
- HD2:2VPP、100kHz において -128dBc
- HD3:2VPP、100kHz において -139dBc
- 50ns 未満のセトリング時間:4V ステップで 0.01% まで
- 18 ビットのセトリング時間:4V ステップで 500ns 未満
THS4551 に関する概要
THS4551 完全差動アンプは、高精度 A/D コンバータ (ADC) に必要な、シングルエンドのソースから差動出力への簡単なインターフェイスとして機能します。このデバイスは、非常に優れた DC 精度、低ノイズ、堅牢な容量性負荷駆動を実現するよう設計されており、データ収集システムにおいて、高い精度が必要で、かつアンプと ADC の組み合わせによって最高の信号対雑音比 (SNR) やスプリアスフリー・ダイナミックレンジ (SFDR) が要求される場合に最適です。
THS4551 には、DC 結合、グランド中心のソース信号と、単一電源の差動入力 ADC とを接続するために必要な、負のレール入力の機能があります。DC 誤差とドリフト係数が非常に低いため、最新の 16~20 ビットの逐次比較型レジスタ (SAR) の入力要件を満たすことができます。広い範囲の出力同相制御により、1.8V~5Vの電源で動作するADCをサポートし、ADC同相入力要件は 0.7V から 3.0V 以上まで対応できます。
THS4551 デバイスは -40℃~+125℃の広い温度範囲にわたって動作が定義されており、8 ピンの VSSOP、16 ピンの VQFN および 10 ピンの WQFN パッケージで供給されます。