パッケージ情報
パッケージ | ピン数 CFP (HKU) | 10 |
動作温度範囲 (℃) 25 to 25 |
パッケージ数量 | キャリア 25 | TUBE |
TMP461-SP の特徴
- QMLV 認定済み:5962R-1721801VXC
- 熱的に強化されたHKUパッケージ
- 10mrad/s の低線量率 (LDR) において、総電離線量 (TID) 100krad(Si) までの放射線耐性保証 (RHA)
- 単一イベント・ラッチアップ(SEL)は125℃において76MeV·cm2/mgの耐性
- 10リードのHKUセラミック・パッケージ
- リモート・ダイオード温度センサ精度:±1.5℃ (拡張温度範囲 -55℃~125℃の全体にわたって)
- ローカル温度センサ精度:±2℃ (拡張温度範囲 -55℃~125℃の全体にわたって)
- -64℃~191℃の範囲でリモート・ダイオード温度の測定が可能
- ローカルおよびリモート・チャネルの分解能: 0.0625℃
- 電源およびロジックの電圧範囲: 1.7V~3.6V
- 動作電流35µA (1SPS)、
シャットダウン電流3µA - 直列抵抗のキャンセル
- η係数およびオフセット訂正
- プログラム可能なデジタル・フィルタ
- ダイオードの障害検出
- ピンによりプログラム可能なアドレスに対応した、2線式および SMBus™シリアル・インターフェイス
TMP461-SP に関する概要
TMP461-SPデバイスは放射線強化された、高精度の、低消費電力リモート温度センサ・モニタで、ローカル温度センサが内蔵されています。リモート温度センサには一般に、低コストのディスクリートNPNまたはPNPトランジスタ、またはマイクロプロセッサ、アナログ/デジタル・コンバータ(ADC)、デジタル/アナログ・コンバータ(DAC)、マイクロコントローラ、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)などに内蔵された、基板サーマル・トランジスタまたはダイオードが使用されます。ローカルとリモートの両方のセンサについて、温度は12ビットのデジタル・コードとして表現され、分解能は0.0625℃です。2線式のシリアル・インターフェイスはSMBus通信プロトコルを受け付け、9つまでの異なるアドレスをピンによりプログラム可能です。
直列抵抗のキャンセル、プログラム可能な非理想係数(η-係数)、プログラム可能なオフセット、プログラム可能な温度制限、プログラム可能なデジタル・フィルタなどの高度な機能が搭載されているため、堅牢な温度監視ソリューションとして、正確性とノイズ耐性を向上できます。
TMP461-SPは、複数の場所で高精度の温度測定を行う、各種の分散テレメトリー・アプリケーションに理想的です。ローカルおよびリモート温度センサが内蔵されているため、宇宙船の室内の温度勾配を簡単に測定できるようになり、室内の整備作業が簡単になります。このデバイスは、1.7V~3.6Vの電源電圧範囲と、-55℃~125℃の温度範囲で動作が規定されています。