パッケージ情報
| パッケージ | ピン数 HTSSOP (PWP) | 28 |
| 動作温度範囲 (℃) -40 to 85 |
| パッケージ数量 | キャリア 50 | TUBE |
TPA3136D2 の特徴
- 12V 電源から 6Ω 負荷へ 10% THD+N で 2 × 10W/ch
- 13V 電源から 8Ω 負荷へ 10% THD+N で2 × 10W/ch
- 最大効率 90% のクラス D 動作 (8Ω) によりヒートシンクが不要
- 1W/4Ω/1kHz時のTHD+Nが0.05%未満
- 広い電源電圧範囲により、4.5V (TPA3136AD2 では 8V) から 14.4V まで動作
- インダクタなしで動作
- スペクトラム拡散による EMI 特性の向上
- SpeakerGuard™スピーカー保護機能として電力リミッタと DC 保護を搭載
- 堅牢なピン-ピン間、ピン-グランド間、ピン-電源間の短絡保護および熱保護
- 26dB の固定ゲイン
- シングルエンドまたは差動アナログ入力
- 起動時のクリック音およびポップ音の抑止
TPA3136D2 に関する概要
TPA3136D2およびTPA3136AD2デバイスは高効率のクラスDオーディオ・パワー・アンプで、ブリッジ接続された6Ωまたは8Ωのステレオ・スピーカーを、チャネルごとに最大10Wで駆動できます。
高度なEMI抑制テクノロジと拡散スペクトラム制御方式により、出力に安価なフェライト・ビーズ・フィルタを使用しながらEMC要件を満たすことができ、システム・コストを削減できます。TPA3136D2およびTPA3136AD2デバイスは短絡や過負荷から完全に保護されているだけでなく、 SpeakerGuard™スピーカー保護回路に電力リミッタとDC検出回路が搭載され、接続されているスピーカーを保護します。DC検出およびピン-ピン間、ピン-グランド間、ピン-電源間の短絡保護回路により、生産時に出力DCやピンの短絡が発生してもスピーカーが保護されます。また、出力はGNDやPVCCとの短絡や、出力-出力間の短絡に対しても完全に保護されています。短絡保護と熱保護は自動回復機能を備えています。
TPA3136D2およびTPA3136AD2デバイスは、インピーダンスが最低4Ωのステレオ・スピーカーを駆動できます。TPA3136D2およびTPA3136AD2は8Ω負荷で90%の高い効率を実現しており、外部のヒートシンクが不要なほか、TPA3136D2およびTPA3136AD2は2層PCBで最大出力を達成できます。