パッケージ情報
パッケージ | ピン数 WQFN (RTE) | 16 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 85 |
パッケージ数量 | キャリア 250 | SMALL T&R |
TPA6132A2 の特徴
- 特許取得の DirectPath™テクノロジにより、DCブロッキング・コンデンサが不要
- 出力は0Vにバイアス
- 非常に優れた低周波数の忠実性
- クリック/ポップ音のアクティブな抑制
- 標準消費電流: 2.1mA
- 完全差動またはシングル・エンド入力
- 内蔵の抵抗により部品数を削減
- システムのノイズ特性を改善
- 2.3V~5.5Vの電源に対して一定の最大出力電力
- 音響的なショックを防止する設計を容易に実現
- RFノイズ耐性の向上
- MicrosoftTM Windows VistaTM準拠
- 高い電源ノイズ除去
- 217Hzで100dB PSRR
- 10kHzで90dB PSRR
- 広い電源電圧範囲: 2.3V~5.5V
- ゲイン設定: -6dB、0dB、3dB、6dB
- 短絡および熱過負荷保護
- ±8kV HBM ESD保護の出力
- 小さなパッケージで供給
- 16ピン、3mm×3mmの薄型QFN
TPA6132A2 に関する概要
TPA6132A2 (TPA6132と呼ばれることもあります)はDirectPath™ステレオ・ヘッドホン・アンプで、外部的なDCブロック出力コンデンサを必要としません。差動ステレオ入力と、内蔵の抵抗によりデバイスのゲインを設定することで、外付け部品数をさらに減らすことができます。ゲインは-6dB、0dB、3dB、6dBから選択できます。このアンプは、単一の2.3V電源から、16Ωのスピーカーへ25mWを供給できます。TPA6132A2 (TPA6132)は、電源電圧にかかわらず一定の最大出力電力を供給するため、音響的なショックを防止する設計を容易に実現できます。
TPA6132A2には完全差動入力があり、音源とヘッドホン・アンプとの間でシステム・ノイズの入り込みが低減されます。高い電源ノイズ除去性能と差動アーキテクチャから、RFノイズへの耐性が強化されています。シングル・エンドの入力信号については、INL+とINR+をグランドへ接続します。
このデバイスにはポップ音抑制回路が内蔵されており、電源オンおよび電源オフ時に耳障りなポップ音が完全に除去されます。アンプの出力は短絡および熱過負荷に対して保護されており、±8kV HBM ESD保護も搭載されているため、最終機器のIEC 61000-4-2 ESD規格への準拠を簡単に実現できます。
TPA6132A2は単一の2.3V~5.5V電源で動作し、標準消費電流は2.1mAです。シャットダウン・モードでは消費電流が1µA未満に低減されます。