TIDA-00499
差動アンプと HS ADC を使用した過渡障害/デジタル障害レコーダ AFE のリファレンス デザイン
TIDA-00499
概要
デジタル障害レコーダ (DFR) が 60/50Hz の周波数使用時に 17/20μs の過渡を検出できるのに対し、過渡レコーダはピークと減衰が 1μs より十分短い期間内に発生する可能性のある外乱をキャプチャできます。このリファレンス デザインは、デジタル障害レコーダへの過渡入力を最大 1MHz で、また過渡レコーダへの過渡入力を最大 25MHz でキャプチャする方法を示します。正と負両方の過渡 (2kV peak 未満) をキャプチャできるほか、アプリケーションのニーズに基づく可変分解能 (12 ビット~ 14 ビット) が使用でき、高速コンバータを駆動する差動アンプの使用を通じて誤差 10% 以内の精度を確保しています。
特長
- 10MHz ~ 25MHz (1 サイクルあたり 166,000 超のサンプル数) の過渡記録
- 最大 1MHz の DFR
- 過渡入力から差動 ADC へのインターフェイスを確立する差動アンプのフロント エンド
- 測定範囲:250V ~ 2kV peak の入力過渡を、1.2/50μs の速度でキャプチャ
- 測定感度 (出力電圧範囲の 10% ~ 100%):2kV peak の場合に ±20V (分解能)
- 測定精度 (入力電圧範囲の 10% ~ 100%):過渡キャプチャの場合、誤差 10% 未満。DFR の場合、誤差 1% 未満
- IEC61000-4-5 に従ってサージ耐性をテスト済みであり、42Ω インピーダンス使用時に最大 4kV
組み立てられたボードは、テストと性能検証のみの目的で開発されたものであり、販売していません。
設計ファイルと製品
設計ファイル
すぐに使用できるシステム・ファイルをダウンロードすると、設計プロセスを迅速化できます。
TIDRII8.ZIP (388 K)
設計に使用したコンポーネント、参照指定子、メーカー名や型番などを記入した詳細なリスト
製品
設計や代替製品候補に TI 製品を含めます。
技術資料
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種類 | タイトル | 英語版のダウンロード | 日付 | |||
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* | 設計ガイド | AFE Using High-Speed ADC and Differential Amp for Digital Fault Recorder or TWFL (Rev. A) | 2016年 10月 25日 |